腕のダイエットだと「二の腕」がクローズアップされがちですが、実は肘から下の部分は人から見られることが多く脂肪が付くとすぐに太って見えてしまうため、悩みを抱える女性は多いもの。
肘下が太ってしまう原因や、エクササイズの方法・ポイントなどについて紹介していきます。
■肘下が太ってしまう原因とは?
肘の下に脂肪が付いてしまう大きな原因は、「むくみ」と「筋肉」。
むくみは比較的解消しやすいものですが、放っておくと解消が難しくなるケースもあるため注意が必要です。
肘下のむくみは生活習慣の改善やエクササイズ・マッサージなどでのケアを行うことで予防・解消することができるので、日頃の心がけを身につけていきたいですね。
肘下が「筋肉」により太くなるのは、重いものを持つ仕事やテニスなどの腕に負担の大きなスポーツをしている人などに多いもの。
これらの仕事やスポーツを続ける限り改善は難しい場合もありますが、なるべく他のシーンでは腕の筋肉を使わないように気をつける・マッサージを行うなどの対策を取っていきましょう。
また肘下は腕の外側に向いている「前腕伸筋群」に脂肪や筋肉が付くことで太く見えてしまうため、細くするためにはこの前腕伸筋群を鍛えるのが効果的です。
前腕伸筋群は指や手首を伸ばす働きをする筋肉であるため、指や手首のエクササイズを中心に行っていきましょう。
前腕伸筋群が鍛えられると、その上の脂肪も無くなりやすくなります。
■肘下を細くする「前腕伸筋群」エクササイズ方法
①手のひら「グッパー」エクササイズ
- 両手を真っ直ぐ前に出す
- 指をグッと握り、パッと勢い良く開く
- 1・2の動きを20回で1セットとし、1日に数セット行う
どこででも簡単にできるエクササイズなので、ふと気付いた時に軽い感じで毎日続けていくと良いですね。
時間がないときなどは回数を減らしてもOKです。
②ペットボトルを上下に動かすエクササイズ
- ペットボトルを平行に持つ
- 手首を意識しながら曲げて、ペットボトルを上下に動かす
- 5回程度を1セットとし、1日に数回行う
ペットボトルに中身が入っているとかなり負荷の強いエクササイズになります。
しかしあまり無理をすると腕を痛めてしまう原因にもなるため、初めは中身を入れず手首から前腕伸筋群の動きを意識し行っていきましょう。
③物を下から抱え込むエクササイズ
- 物を底面から、全体を抱え込むように持つ
- その持ち方で物を持ったまま、軽い上下運動や静止を繰り返す
- 5回で1セットを目安に、1日に数回行う
物の重さや大きさでエクササイズの難易度が変化しますが、2のエクササイズ同様無理をするのは禁物です。
わざわざこのエクササイズをやろうとしなくても、何かを持つ機会がある時はこのように持って前腕伸筋群エクササイズを行っていくのもオススメです。