『集団的自衛権』
と
『ダメよ~ダメダメ』
この選考にどんな思惑が渦巻いているのか、そんなこと勘ぐるずとも明白ですよね…。
紅白の出場歌手や今や地に落ちたレコード大賞の選考も、国民の民意とはかけ離れた数名のメンバーにより「密室」で行われておりますが、この新語・流行語大賞もそれに近くなってきましたね…
新語や流行語なので、別に政治的な意味合いを持つものを選んでも何も問題はありません。
以前にも「小泉劇場(2005)」や「政権交代(2009)」が大賞に選ばれてますし。
あと、大賞だからって一つに限らなければならない、てこともありません。
実際、去年は「4つ」も大賞を取っていますからね(覚えてますかな?)
ただ、2009年から2012年まで大賞は一つだけでした。
2009年は前述した「政権交代」。10年は「ゲゲゲの~」、11年は「なでしこジャパン」、12年は「ワイルドだろぉ」でありました。
この流れでいけば、今年は「ダメよ~ダメダメ」の一拓なんですけどね…。
もし、これが12年に流行した「ワルイドだろぉ」だったら、「集団的自衛権」は大賞になっていないはずです。
これが今回の「肝(キモ)」ですよ。
今回の受賞は個別ではなく、明らかに「セット」になって使われますから(特に今月上旬までは)。
こういう風に使われます。
さすが我等がみずほタン!! 2年前は地元に応援に来てくれたけど、今回も来てくれるかな(熊本5区は社民新人さんが出るから来るでしょう)
こんな政治的意図丸出しで使われたら日本エレキテル連合もとんだとばっちりですよね。
まぁ、所属事務所もタイタンだし、尊敬する人も爆笑問題だから特に問題はないのかもしれんが。
野党連合は政策ではどう見ても勝ち目がないので(アベノミクスを否定するのは構わないが、だったら具体的な代案を出さないとね)、こういった分かり易いキャッチフレーズ」を多用してきますよ。
5年前より有権者も少しは賢くなっているはず、と思いたいところですが、識者による大方の予想だと民主党が奮起、三ケタの大台に乗せるだろうと。
喉元過ぎれば、てことわざもあるけど、本当にそれでいいのかな…?
ちなみに、新語・流行語大賞2013は「今でしょ」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」でありました。
4つ、選んでもいいわけですよ。
だったら、今年は「ありのままで」も十分大賞じゃないのかな、と。
作為的だなぁ、と思われてもしょうがないですよね。
そもそも、この新語・流行語大賞を選考しているメンバーが、朝日新聞の第三者委員会並みに「スゴイ」のだから、これはしょうがないんですよ。
※選考委員会
姜尚中(作家・聖学院大学学長)
俵万智(歌人)
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
室井滋(女優・エッセイスト)
やくみつる(漫画家)
箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)
清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)
まぁ、ある意味「逆・そこまで言って委員会」みたいなメンバーですからね!
たかが流行語大賞にそこまで深読みする必要なんてないんじゃないか、と思われますか。
では受賞理由を全文掲載しておきますね。
『集団的自衛権』
不法な侵害を受けた国家と密接な関係にある国家が、共同して防衛に当たる権利。この言葉は「しっかりと、丁寧に説明」という表現とセットになって使われた。しかしいくらアベさんに説明されてももう一つはっきりしないままの状況が続いた。集団的自衛権という用語は30数年前の『現代用語の基礎知識』からすでに収録されており、ずっとそれは現憲法下では「違憲」だと紹介されてきた。それが今年、安倍政権の下でいきなり解釈を変更されて、限定容認だが、その行使が可能となったのだから、これは大事件だ。
文化庁の「国語に関する世論調査」で「***的には」は“ぼかし言葉として若者層に広がっている”と指摘されたことがあるが、「集団」と「自衛権」をつなぐ「的」がどこか煙にまくような機能を果たしているのと無関係ではなかろう。
『ダメよ~ダメダメ』
戦後も70年を迎えようとしているのに日本人はやっぱり相変わらずの日本人で、NOときっぱり言えないというか、はっきり言わないで済ましましょうという人間関係。いきなり「ダメよ!」とでも言おうものなら、相手は驚いて「号泣」し出さないとも限らない。そんな昨今だからと、そこまで気を使う細やかさが日本人のたしなみなのかどうかは知らないが、ユルい空気ゆえにリベンジポルノがネットに流れたり、公の議会でセクハラやじが横行するのかもしれない。あげくの果てが「壊憲」と言われる7月の閣議決定。「ダメよ~ダメダメ」と高まる声を前にして、「いいじゃ~ないの~」とするすると受け流して、気がついたら憲法が解釈だけで変更されてしまったのだが、この国では、争点をしっかり掲げて投票でハッキリさせようなんて決定方法がありえないんじゃないかと思えて、こりゃあ「号泣」もしたくなる。そんな日本の不条理な現実を、最高にシュールなコントで「大爆笑」に変えてくれたのが「細貝さんと朱美ちゃん」こと、今年一番の人気コンビ、日本エレキテル連合であった。
ね、勘ぐりとか深読み、ではなく、ど真ん中ストレートでしょ。
安倍さんのことをわざわざカタカナでアベさんと表記したり、選考委員会の人となりが分かるというものです。
「号泣」って言葉を使われてますが、だったらもっと相応しい人、いましたよね?
さて選挙本番。本日、公示されますね。
とりあえず、私はみずほタンのご尊顔を拝めればそれでいいかな(笑)
「慰安婦捏造、ダメよ~ダメダメ」なんて言わないから安心してお越しください(笑)。

