中医学の原典『黄帝内経』、その3 【院長】 | ほぐれる美容鍼灸マッサージ - HGRL

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  ■ 中国全土を統一した初代皇帝とは…

さてさて、敵を全て滅ぼし、最後に勝ち残った国はどこだったのでしょう。
すなわち、海賊王、基い、第二の黄帝になったのは誰だったのでしょう?

オレは第二の黄帝なんかじゃない。天帝よりもっと尊い存在である。故にオレのことは「皇帝」と呼べ。

と勝手に天帝より上を宣言し、皇帝という造語まで作り、初代皇帝として君臨したその人であります。

そうです。「秦の始皇帝」であります。


■ 始皇帝といえば、万里の長城と「焚書坑儒」

始皇帝といえば、これ、「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」です。

焚は焼く、坑は穴埋め、儒は儒家・儒学者のこと。
書物を焼いて、儒学者を穴埋めにすること。すなわち、言論・思想・学問の弾圧です。

自分に抗う者は例え学者や思想家であろうと容赦しない。さすが、です。

そんな始皇帝ですが、医書だけはその対象から外しました。不老不死なんかを目指したのかもしれませんね…

何はともあれ、医書が残されたので、それまでの「医」の経験・蓄積を生かし、秦滅亡後の前漢時代くらいから黄帝内経としてまとめ始められたわけです。

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 <秦の始皇帝の遺産 万里の長城>


■ 黄帝の名を冠し権威付けされた原典

色んな学者、学派の医書としての論文を一つにまとめたのが黄帝内経であります。
本のタイトルにしても、最もインパクトがあり権威のある「黄帝」の名を冠したことで、まさに目論見通り、東洋医学の原典となりました。


秦滅亡後の前漢時代といえば、「楚漢戦争」ですね。中国史好きにはたまらないのでは?
ピンと来ない? では、項羽と劉邦の戦いといえば分かりますかな?

ちょうどWOWOWで今月からこの戦いを全80話でやるみたいですね。

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■ 黄帝内経は陰陽五行説に則って

黄帝崇拝も、陰陽五行説も、医書のとりまとめも、ほぽ同じ時代に同じ地域でなされたのであれば、「黄帝内経」という名称も、その理屈の基本が陰陽五行説であるのも頷けるわけです。

陰陽五行説が先にあり、黄帝内経がそれを基にまとめられた、ということですね。

2000年以上も経った今に、黄帝内経と言われても全くピンとこないでしょう。
でも、「黄帝内経」という文字、そして、その考え方には触れておられますよ!

このCMをご覧になられたこと、ありませんか?

身体の「節目年齢」です。

いずれ詳しく書いていきましょうね(未定)。



(*) 黄帝内経の最初の記事中に

>「黄」色は中央の色(*)なので、黄帝は「中央の偉大な君主」ということになります。

とありました。

これは五行説より、色(五色)は、「青」「赤」「黄」「白」「黒」となっており、その真ん中が「黄色」なので中央の色ということです。

五臓だと、「肝・心・脾・肺・腎」なので、真ん中、すなわち「黄」に対応するのは「脾」ということになります。