精神の死 | 和して同ぜず

和して同ぜず

頭の中の整理、アウトプットの場として利用さしていただいています。書籍の解釈にはネタバレを含みます。

預言者画きし壁は
触れて音高くひび割れたり
死をもたらす道具を超えて
日光は不気味に輝く
夢と悪夢に
だれもが我を見失い
勝利の栄冠をうる者はいない
沈黙が絶叫を支配する

冷酷な定めの鉄門の間
時の種子は播かれ
名高い偉人どもの歴史が
水を与えん
たれが知りたれが知らされるのか
もし秩序がないのなら
理性は死を招く友人
我が認識し人類の定めは
愚か者の手中に収められたり

我が墓碑銘に現れし言の葉は混乱
ひび割れ絶望のうちにある小道をさまよう
許されるなら歩みを停めて傍観せよ
そしてあざ笑え
しかし 私は明日が怖い 私は叫び続けるだろう
そうだ 私は明日を怖れ 私は叫び続けるだろう


<対訳:渡辺 淳>参照
King Crimson 「Epitaph」