こんばんにゃ(ΦωΦ)
昨夜Yahooニュースを見ていたら、
皆様にぜひ読んでいただきたいと思う
とても分かりやすい漫画記事がありましたので共有します。
すごく読みやすいので、ぜひ目を通してください。
過去、何度も何度も
「完全室内飼育でもノミとマダニの予防(駆除)は毎月必ずしてください。
動物病院でそれぞれの体重にあったものを毎月処方してもらってください。」
とお願いしてきました。
うちからにゃんずが卒業するときも、必ずお願いしています。
商品名やメーカー名は出しませんが、
ドラッグストアやホームセンターにあるノミとり首輪やノミ駆除薬として売られているものは
効きませんし、猫達の体に悪いので、
必ず動物病院で処方してもらってください。
その理由が上の漫画記事でよくご理解いただけると思います。
足掛け9年この活動をしてきた実感として、
ノミのことは皆様よくご存知ですが、
マダニのことはあまりきちんと知られていないように思います。
ノミもマダニも動物に寄生すると思われがちですが、
完全室内飼育でお猫様と暮らしていると、
人がノミやマダニを連れてきてしまう可能性が高いんです。
例えば…?
公園で遊ぶ
自宅の庭の草抜き
芝生のある場所で遊ぶ
森林のある場所へ行く
落ち葉の多い場所を歩く
河川敷、池の周りを歩く
草の多い場所へ行く 等
パッと思いつく限りでもこれだけノミやマダニを連れて帰る可能性がありますし、
都市でも普通にノミやマダニは生息しています。
そして人が服や靴につけて連れて帰ってしまえば当然繁殖します。
繁殖と書くとたいしたことなさそうですが、
大大大繁殖しますよ、簡単に。
そういうところには行かないから、
うちのお猫様も私も大丈夫!という考え方はやめてください。
人は生活する中で、とても多くの場所に出入りします。
自分はそういうところへ行かなくても、
職場の人や学校の人、友達や親戚は行くかもしれません。
スーパーですれ違った誰かは靴にノミやマダニがついているかもしれません。
ドラッグストアですれ違った人は服にノミやマダニがつくような場所へ行ったかもしれません。
誰にも会わずに生活するのは本当に困難だと思いますので、
「ノミやマダニは人が連れてくるものだ」と思って毎月必ず駆除、予防することが本当に大切です。
特定の場所の名前を出すのもどうかなぁとは思うのですが、
高松市民の身近な例では仏生山公園等にマダニが普通にいることが確認されています。
つまり公園ではなくても、
河川敷、香川県民の憩いの場の各ため池まわり、神社やお寺など木の多いところ、
落ち葉の多いところ、芝生等に本当に普通にノミもマダニもいます。
また、ノミやマダニは「血を吸うだけ」と思われがちですが、
ノミに血を吸われ続ければ痒いだけではなく貧血にもなりますし、
毛繕いでノミが口に入ることでノミが媒介する虫がお腹に寄生します。(代表例は瓜実条虫)
「所詮ノミ」という考えは捨ててください。
マダニもまた血を吸うだけではなく、
先程の漫画記事にもあるようにマダニ由来の多くの感染症があることが確認されています。
特にSFTSについては、治療に関して不明なことが多く、恐ろしく思っています。
ストリートから来た子を保護した場合、必ず最初にノミやマダニの駆除をするのは、
猫のためでもあり、少しでも安全に保護活動をするためでもあります。
ばあやのところにいる子達は、毎月12日に必ずノミとマダニの予防をしています。
卒業後も、ノミとマダニの予防を必ずお願いします。
それが猫のためでもあり、人のためでもあります。
大切なお猫様たちに予防できるはずのことで辛い思いをさせず、
猫も人も安全に暮らすことが一番の「幸せ」だと思います。
あわせて、何度も何度もお伝えしてきていますが、
猫は完全室内飼育を徹底してください。
外に出ることがなければ、
ノミやマダニがつく可能性は格段に減ります。
ノミやマダニがどれほどの量の感染症や虫を媒介するのか、
少し調べればいくらでも出てきますので、
猫を外に出しているというその行為が
どれだけ危険かよくご理解いただけると思います。
「完全室内飼育なんて退屈で可哀想!」と言う人がいますが、
外に出なくても完全室内飼育で楽しく暮らせるようにするのが人の役割です。
外に出なければ交通事故で死ぬことも怪我をすることもありません。
外で猫と喧嘩をして大怪我をすることも、
外に出なければもらうはずのなかった感染症になることも、
誰かに虐められたりすることも、
脅かされて怖い思いをすることもありません。
完全室内飼育なら、ノミやマダニに噛まれることもほとんどの場合ありません。
どうか今一度、猫の完全室内飼育の徹底をお願いします。
近所に猫を外に出して家の中と外の行き来を自由にしている人がいたら、
ぜひ冒頭の漫画記事のことを教えてあげてください。
(家族立候補や家族になるための問い合わせは必ず↑から)