考えてください | 保護猫たちのおうち探し(活動地域@高松)

保護猫たちのおうち探し(活動地域@高松)

捨て猫を拾って里親さんを探した経験から、
保健所の猫を預かって里親さんを探す活動を始めました。
猫をお迎えするなら保健所・愛護センター・ボランティアという選択肢を是非加えてほしいと思います。
保護が必要な動物がいなくなることを願って。

こんばんは

ばあや、この春から疲れてしまうこと…と言うより、

げんなりしてしまうことや、我慢ならないことが何度かありました。

正直に言うと、そのせいでブログを更新する気力を失うときもありました。

今日は皆様にも一緒に考えていただきたいので、この記事を更新します。

まず、大前提として、

ばあやのしている活動はあくまで一個人がしているものであり、

一般の方からの保護依頼にはお応えできる資金的余裕も、時間的な余裕もケージの空きもありません。

例外として、事前にメールでお問い合わせや相談をいただき、

①詳細を相談した上で、双方合意のもと、
ケージの空きを待つことができる
または その時点でケージの空きがある

②当座の医療費をご負担くださる

③預かった子が卒業するまで積極的にご家族募集にご協力いただける

この3点すべてをご理解くださり、ご協力いただける場合のみ保護依頼に応じております。

ここ1年以内のストリート出身の子で、依頼によりお預かりした子たちは、

もともと保護された方がこの3点をご快諾くださったため「依頼による保護」としてお預かりしております。

ですが、ここのところ目立つのは以下のようなものです。

・保護するからタダで捕獲器を貸してくれ。
捕獲して連れていけばそっちで面倒みてくれるんでしょ?
▶これは保護とは言いません。丸投げ、または押し付けと言います。
なおかつ、当方の手元にある捕獲器はご支援いただいたものであり、適当に扱う方に貸せません。
レンタル希望の場合はレンタルの誓約書を書いていただきます。

・仔猫を保護したから保護してくれ。
▶これも保護したとは言いません。
丸投げ、押し付け、なすりつけ です。

・家で家の猫が仔猫を産んだから、保護してくれ。
・家の猫に仔猫が産まれたから譲渡会に出してくれ。
▶ご自身が飼育されている子に避妊も去勢もせず、仔猫を産ませるようにしたのはあなたです。
避妊も去勢もしなかったのは、仔猫がどれだけ産まれようがご自身で全員終生飼育できるからですよね?
押し付けないでください。
繁殖させたのですから、責任を持って自分で仔猫の行くべきご家庭を探し、家の猫には責任を持って避妊と去勢の手術をしてください。
ましてや、ご自身の判断で繁殖させた仔猫を保護猫と同列に考えるのはやめてください。

・仔猫を保護したから、公開していない連絡先を知るためにグッズを置いてもらっている会社に連絡し、ばあやの連絡先や名前を聞き出した上で電話し、保護してくれと言う。
▶まず、せっかくグッズを置かせてくれている会社や、
譲渡会の会場を貸してくださっている神社に間違っても迷惑をかけないでください。
電話連絡先を聞き出すために電話をして、人の連絡先を聞き、
聞き出せたからと電話してくるというのは、完全にルール違反です。
ありえません。
なおかつ、これも保護したと言いませんし、押し付けです。
ばあやが公開しているのはブログ記事下の問い合わせフォームにあるメールアドレスのみです。
誰かから電話番号を聞き出して電話して来られても、
基本的に知らない番号からの電話は出ません。
出た場合は、何らかの他の電話が来る予定があったために出ただけであり、
あなたのために出たわけではありません。
個人情報を聞き出してそれを拠り所に電話してこないでください。
現代において何の為の問い合わせフォームなのか理解できない方や、
個人情報をまともに取り扱えない方のお相手はできかねます。
どこの誰がこの活動をしているのかというのを頑なに公開しないのは、
このようなことが実際にあるからです。

・保護できないと事情を説明すると「ボランティアのくせに」「保護してくれると思ったのに」
「何の為の保護活動なのか」とまくし立てたり、電話をガチャ切りする。
▶好きなだけ仰ってください。
依頼による保護にはルールがあり、
それに抵触する場合は保護できないというのは保護活動維持のために必要なことです。
ましてや、ボランティアのくせにと言うのなら、私と同じだけ自己資金を使ってからどうぞ。
勝手に聞き出した電話番号に電話をしてきておいて、
言いたいことだけを言い、欲しい答えではない場合は電話をガチャ切りするような
礼儀もマナーもなってない方からの保護依頼にはお応えできかねます。


ブログの更新が滞りがちだった時期には、

こんなことがどこかで起こっており、

毎回本当に精神をすり減らしております。

保護してくれと言ったら断らないだろう

というのが見え透いていますが、

できないものはできません。

保護活動者が多頭飼育崩壊を起こす事例もたまにありますが、

あれも元々はこういう依頼を断れなかったからではないでしょうか。

断ると文句を言われます。

断ると「じゃあどうすりゃいいんだ」と言われます。

しつこく言われるくらいなら…と引き受けてしまう気持ちもわからないでもありません。

だけど、多頭飼育崩壊しては何の意味もありません。

だから私はできないものはできないとお伝えしております。

もう少しきちんと考えていただきたいと思います。

保護したと言うのなら、責任を持って病院へ連れていき、必要な医療処置をして、

その上で何ができるかと相談してください。

可能な限りアドバイスはしますし、

必要ならご家族募集を掲載協力しますし、

タイミングや状況によっては譲渡会にご参加いただくこともできます。

何もせず、丸投げしないでください。

手を出したからには最後まで責任を持ってその子の行くべきご家庭を探してください。


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