アニマルボンドサポーターズ(略称アニサポ)の初期メンバー4名が出会ったのは2011年のことでした。
アニボンの預かりボラとして出会いから、2013年にはチャリティカレンダーの制作を始め、2015年にはアニマルボンドサポーターズとして活動を始めました。
各々がアニマルボンド、そして、アニマルボンドの保護犬猫たちに思い入れがあり、それぞれが色々な強い思いを胸に行動していました。
ここで総意だったのが支援する者の責任もあるということです。
寄付金・義援金詐欺などは後を絶たないことをご存じでしょうか。
数十年続く某チャリティ番組についてもやっと疑問が投げかけられるようになりました。
「手放した銭には執着しない」というような日本人の美徳があるのかもしれません。
素晴らしい美徳でもありますが、どのような団体なのか、どのように使われたのか、どのように困っている人のお役に立てたのかを後追いするのもまた重要であることは確かです。
アニサポにはいくつかの支援目標がありました。
その中の一番大きな1つの目標を2019年のカレンダー制作をもって達成することができました。
ご協賛者様、ご購入者様のおかげで2013年から続けてきたチャリティカレンダー売り上げによる寄付総額は地方のアニボン規模の愛護団体が団体運営の繰越金として蓄えておくべき金額に達しました。
スタッフボラ1名になったアニボンについて、団体である以上はいざというときの保護犬猫のための蓄えが必要であることを長く要望してきました。
しかし、現状を見れば、貯蓄に活動資金を回すことが難しいという現実もありました。
そこで、アニサポとしてチャリティカレンダー販売を始めることにしたのです。
お渡しした寄付は全額スタッフボラさんに委ねました。
アニサポの思いと努力が伝わっていることを期待しております。
また、アニボンから3匹の犬の保護を引き継ぎました。
これは譲渡が難しい犬たちであることを鑑みると約300万円の寄付を行ったことになります。
追跡調査の実施については達成できなかった目標として残っており、ボラPが働きかけを続けます。
保護施設を持たないアニボンがこれだけのレスキューを行え、歴史と信頼を重ねることができたのは何より預かりボランティアさんの存在があってこそだということ、預かりボランティアさんの預かり保護犬猫への思い、その預かりボランティアさんから「あの子はどうしていますか?」と尋ねられた時に「わかりません」という回答しか行えない団体であっては欲しくない、愛護の現場に身を置き、人の身勝手の犠牲になる犬猫をたくさん知っているからこそ、追跡調査の重要性を重視し取り組んでほしいと切に希望するところです。
「アニマルボンド」という「人と人の絆・人と動物の絆」という意味の団体名を大切にしていただきたいと期待しています。
実際、愛護活動において追跡調査はレスキューや譲渡活動と同等の重要性があるのです。
きっと近く実現していただけると思います。
アニサポとして関わったアニボンで譲渡を待っている11匹の犬たち、24匹の猫たちのこと・・・どうぞよろしくお願いいたします!
素敵な家族に迎えられることを願っています!!
さて、アニサポメンバーも実は個々が個人保護活動家でした。
Pは今までに犬1匹、猫3匹を、Rは犬3匹、猫4匹を保護し、譲渡活動を行いました。P&Rは愛護活動を戦後から考えると第4世代くらいにあたるかと思います。
それぞれ強い考えやヴィジョン、そして行動力をもっています。1つの大きな目標を達成し、今後はさらにそれぞれが力を付けたい、団体の枠を越え犬猫のために活動したいと考え、新たな1歩を踏み出すことにしました。
「犬猫サポーターズほご暮ら」と改名し活動をスタートします。
これに際し、Mも加わり、3名でいろんなことに挑戦していきます。
3名ともアニボンから引き継いだ保護犬猫や預かり猫を抱えているため、新たなレスキューはできませんが、状況が整えば少しずつ前に進みたいと思っています。まだまだ準備が整っていないところもありますが、、、仲良く楽しく明るく進んでいきます。
よろしくお願いいたします。