ポポちゃんはよく頑張りました。



「もういつ死んでもおかしくない。」



そう動物病院の先生に言われたのは、いつだったでしょうか。



それから始まった、毎晩の点滴。

一度たりとも痛がる素振りを見せたことはありませんでした。強い子です。



でも、あんなに小さな体に、一度に200mlという量の薬液を背中の針を通して入れられて、

辛くない訳なかったと思います。





腎臓サポートフードのご支援、今まで本当にありがとうございました。



一般の美味しいフードは食べられない為、食欲が落ちてしまうんじゃないかと不安だったのですが、様々な種類の腎臓サポートフードをご支援頂き、いつもモリモリ食べさせてあげる事ができました。




「もういつ死んでもおかしくない。」


という先生の言葉は、何かの間違いだったんだろう。



そう思ってしまうくらい、むしろそう言われた事なんて忘れてしまうくらい、

ポポちゃんはいつだって元気いっぱいでした。




でも、




お別れの時は突然、


驚くほど呆気なくやってきました。




昨日、

緊急で病院への搬送


血液検査をして、緊急手術


きっとなんでもない、だってあんなに元気だったんだもの、きっと大丈夫


その思いは簡単に裏切られました。





我慢強い子でした。


「ママ、アタシは大丈夫だよ!元気だよ!たくさん食べれるよ!」


平気なふりをしていただけだったのかもしれません。



ポポちゃんは、いつも悲しい顔をする子でした。


その寂しい顔が、目に焼き付けて離れません。


自分が一番には、なれないという気持ちからでしょう。寂しい思いをさせてしまいました。


散歩の時は、2人きりだからすごく嬉しそうでした。


ポポちゃん本当にごめんね。



ポポちゃんへのたくさんの応援ありがとうございました。


こんなにたくさんの方に愛されて、応援してもらって、


よかったね。



たくさん頑張ってくれて、生きようとしてくれて、


ありがとうね。



また会おうね。また遊ぼうね。また一緒に寝ようね。



冷たくなった体を何度もなでました。


もうかえってきてくれません。


もう二度と会えません。


この傷は、一生癒えることはないでしょう。