20代の頃の話。
ヨルダンのインターネットカフェで、
背中側の席に高遠さんがおられました。

その頃僕は、一時帰国中の旅人でした。インドで半年間タブラーを習って帰った直後だったと思います。

拘束事件やバッシングをニュースで見て、これは自分で確かめに行かないとわからんぞ、と、イラクの隣国に行ったのです。

宿の人の話、雑記帳のリアルな情報を全身全神経で浴び、そして、冒頭の話につながります。

画面をチラ見して高遠さんご本人だとわかりました。すいません。。彼女は、静かに強く、キーボードを叩いていました。僕は、声をかけませんでした。

彼女と同じ空間に居た30分で、僕はニュースより言葉より確かな情報を浴びました。

彼女は真剣にイラクと向き合っている。

そして、理解しました。

これこそが情報で、これこそが真実なのだと。
僕は、背中から感じる無言のオーラを浴びて、大切な事を学びました。

高遠さんの文章からも、同じことを感じました。
ちょっとハイになっているかもしれない、、

違うかもしれない、本人の心と言葉が一致してないかもしれない、何重にも伝言ゲームがなされて、誇張や誤解がされているかもしれない、されていないかもしれない。

言葉は情報ではない。ことが多い。体感した雰囲気は受け手次第で情報になりうる。客観に惑わされるなかれ。主観を厳しく磨くべき。

みなさんはニュースを見ても、
なんの情報も手にしていない。

そこから始めよう。