以前の記事「気になること(pT1aの再発率について)」に少し書きましたが、おできの大きさについてです。

 

最初に病院に行くとCT画像検査などで、おできの大きさをはかります。

これは術前画像診断(Clinical Tumor size)といわれていまして、cT(とかT)と略します。

この大きさやおできの位置にしたがって、その後の治療方針が決まるそうです。

僕の場合は、T=4.2cmで、できた場所が腎臓の内側のほうだったので、全摘出、副腎を残す、という方針になりました。

 

もう一つのpTですが、これは、病理検査でわかるおできの大きさです。

病理学的診断(Pathologic Tumor size)の略で、予後予測などに使用されるようです。

 

さて、ここで、気になるのは、「pTがTに比べて縮む」という件です。

縮んでも大勢に影響はないといえばないかもしれませんが、精神衛生上よろしいかと思います。

 

「Comparison of radiographic and pathologic sizes of renal tumors」(2013)という論文によりますと、

T=1~2cmだと0.02cm
T=2~3cmだと0.24cm
T=3~4cmだと0.39cm
T=4~5cmだと0.34cm
T=5~6cmだと0.27cm
T=6~7cmだと0.13cm
T=7cm以上だと-0.33cm

だけ、平均してpTサイズはTに比べて小さくなるようです(T=7cm以上は0.33cm大きくなる)。

http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S1677-55382013000200189

(Table 2より)

 

なお、「平均して」なので、大きくなる場合もあるようです(Figure 1)。

対象者数が少ないので、エビデンスとしてどのくらい信用できるものなのかは不明ですが、細かい分類がされていたので、紹介しました。

 

間違いがありましたらご指摘くださいm(_ _)m

 

追伸:

わたくしごとですが、7月4日に病理検査結果を聞きに行ってきます。

結果が出ましたらご報告します。