先月、ローカル局から今流行?の(そのまま送信すると)違法なUVトランシーバー UV-5PLUSをもらいました。
この後もちろん受信専用にするのですが、昔と違って今は聞いてもあまり面白い業務無線は無く、何に使おうかなと悩んでいました。このままでは多分1回聞いたらお蔵入りです。
50年近く前は東京に住んでいたのですが、当時144MHzバンドのすぐ上がP-ch、つまり警察無線でした。受信用に水晶を買って主に警視庁4方面(新宿、杉並、中野)、3方面を聞いておりました。
当時はOMさんから「簡潔で正確な通信をするためよく聞いて学ぶように」とか言われておりました。パイルをさばくテクニックとして真似したものでした。
特に4方面の「金■さん」は素晴らしい声でテキパキ指令して人気があり、ファンレターが届いたこともあると聞きました(笑)
あの頃、「PC」と言えばパーソナルコンピュータではなくパトカーでしたw
昔の雰囲気を聞きたい方は地下鉄サリン事件の1方面Pchが公開されているのでどうぞ。(電話の時報は後付けと思います)
さてこのUV-5PlusはPCにつないでファームウェアを書き替えて受信専用にする訳ですが、最初自分でやろうにもドライバーが認識されなくて全然ダメでローカル局に全部やってもらいました。
おぉ、21MHzから上のバンドは聞ける、しかもSSB(USB)も聞けるのは素晴らしい。
そこで、どうせ業務無線やエアバンドを聞いてもしょうがないので50.313MHz USBを常時ワッチすることにしました。
スケルチを1か2でかけておくと強力局が出ない限り静かです。
大分は6mDXの達人が多く、6mだけで300エンティティ以上の方がいらっしゃいます。
この方々は素晴らしい設備とロケでほぼ常時モニターされており、珍局が出ると他の人より早くキャッチでき、すぐに呼んでいます。このタイミングでは私のアンテナ、ロケでは見えないので、UV-5PlusからヒョロヒョロのFT8音が出たら、おもむろにPCを立ち上げてDXが出てるか確認・・・
と言う、完全無敵の超他力本願DX検知器の出来上がりです(笑)
受信用のダイポールを上げました。強力なOMが受信出来れば良いので簡単な物です。
電源は、Amazonで買った降圧ユニットで7.3Vを供給してます。
最近はあまりに安すぎて1個じゃ売ってないようです。
UV-5Plusって、中国のいろんなメーカーから出ているので微妙に仕様が違います。私のはDC入力の端子が無いので電池の端子に直接半田付けしました。どうせ、こういう怪しいリグは外で持ち歩かないのでw
さて、DX検知システム(大笑)が完成しました。
早速ピーピー鳴ってます。
南の島国が出てるようです。
これでDXは逃さない? いや、うるさくなって消したままになる日が近い気がしますが(笑)