昨年まで車内のJumboSpot(D-STARノード)はモバイルルーターを使って格安スマホSIMでNETとつなげていましたが、ほとんど使わないのに毎月通信費がかかるのはもったいないなぁと思っておりました。
そうするとJumboSpotにつなげるWifiはスマホのデザリングとなる訳ですが、いちいちデザリングをONするのは面倒くさい、何か自動でデザリングがONになる技はないのかなぁと思っておりましたが・・・あるんですね。常識なのかも知れませんが私は知りませんでした。まさに目から鱗でした。
Androidだけですが、以下のマクロが組めるようです。
1.車のエンジン(正確にはACC)をONにする
2.カーナビが立ち上がる
3.カーナビとスマホがBluetoothで自動接続する
4.ナビ(指定した物)が接続するとデザリングが始まるようにマクロを組んでおリWifi自動接続開始
5.スマホとJumbospotがWifiで自動NET接続する。
6.エンジンを切るとカーナビとスマホのBluetoothの接続が切れ、マクロでWifiも接続が切れるようにしている。
7.終了
では実際にインスツールします。
以降はスマホとカーナビがbluetoothでペアリング出来てることを前提とします。
googleplayから「MacroDroid」をインスツールして下さい。(無料DLで十分です)
次にマクロの中でもWifiに関する物はヘルパーファイルが無いと動かないのでこれをダウンロードしてインスツールします。このファイルはgoogleplayからは落とせませんので、以下のHPからDLします。
下の方で「MacroDroidHelper_V1_7.apk」というファイルがDL出来ますのでクリックします。無料の登録が必要です。
このファイルをダウンロードしたらインスツールし先に立ち上げます。立ち上げると色々聞いてきますが、どんどんOKします。バッテリー最適化からこのアプリを外さないとwifiにに関するマクロは動かないので必ず外します。
さて、以上が終わったら、いよいよ「MacroDroid」を立ち上げます。
マクロを追加を選びます
トリガーの右上の+をクリックします。
まず、トリガーの1つめを作ります。
接続を選ぶと以下のようなメニューが出ますからBluetoothイベントをクリック
オプションを選択でデバイスに接続時を選ぶ
デバイス(カーナビ)を選択します。私のはパナソニックのStradaなのでそれを選択
トリガーの2つめをつくります。
これはbluetoothがOFF(つまりエンジンを切った時)1つめと同じように選択し、最後のオプションを選択は、デバイスから切断時を選びます。
次にアクション1つめを作ります。
アクションの右上の+をクリックします。
接続をクリックしたらこのメニューが出ますからデザリングのON/OFFをクリックします。
この先の条件設定は一度登録してないと進めない仕様なのでここで仮に登録をしておきます。
アクション2つめ
条件分岐/繰り返しを選択し、条件分岐[If]を選択します。
条件の右上の+をクリックします。
MacroDroid固有をクリックします。
発動したトリガーをクリックします。
もう1回、発動したトリガーをクリック
デバイスに接続時を選びます。
アクション3つめ
条件分岐[If]を選択します
Else If節を追加し、+をクリックします。
前回と同様、MacroDroid固有、発動したトリガー、発動したトリガーを選択します。
デバイスに切断時を選択します。
アクション4つめ
+で追加し、接続を選択
デザリングのON/OFFを選択
デザリングをOFFにするを選択する
アクション順番の入れ替え ↑↓にて上下順番を次の画像のように入れ替えます。
最後に条件分岐を終了とします。
これでエンジンをかけるとスマホがデザリングを始めるので、JumboSpotのPi-starのWifi設定がスマホのデザリングに設定していれば車内で快適にノードが使用できます。
お試し下さい。
【2023.6.21追記】残念なお知らせ
Android12の改悪で、デザリングに関するマクロが使えなくなりました。
色々調べましたが今の所何をやってもダメです。
おいgoogle! まったく腹が立つ!
他の方法が見つかりません。ご存知でしたらコメントをお願いします。
しょうがないので別の車に取り付けていたモバイルルータをハイエースに持ってきました。