現行のNinja400のクラッチレバー、前ブレーキレバーはバーとの距離を調整するダイヤルがついていません。どうせみんな買った後すぐ社外品に交換するからコストの高い物をつける必要ないよということかも。まぁでも絶妙なサイズがついてて、必要ないと言えば必要ないかな。

しかし、社外品も高い物じゃないし、元のレバーは転倒して折ったときの予備に出来るから購入し交換しました。

 

Amazonで売ってる物

 
 

 

 

同じ物がアリババにも

 

 

 

写真も同じですね。アリババは半額です。

 

では、交換作業を始めます。

 

元々についてるブレーキレバー

 

 

ブレーキは簡単です。支点になってる10mmのボルトの下にロックナットがありますから、それをはずして、ボルトをゆるめて抜きます。

 

 

抜いた古いレバーと今から取り付ける新しいレバーの比較。だいぶ短いですね。

 

ボルトまわりの摺動部にグリスを塗って、元通りに取り付けます。特に深く注意するポイントはありません。

 

で、ブレーキレバー交換終了。

 

 

緑のレバーでバーとの間隔をご自身の手に合わせて調整します。

 

 

次にクラッチレバーです。元々はこう付いています。

 

 

ブレーキと同じようにボルトを抜くんですが、クラッチスイッチ(ギアが入ってるときはクラッチ切らないとエンジンがかからないやつ)が邪魔してロックナットにソケットやメガネレンチが入りません。

 

 

 

 

 

しょうがないので、ナットを手で押さえるか先の細いラジオペンチで押さえて共回りしないようにして、上からボルトを回して抜きます。

 

 

そんなに固くなく、無理なく抜けました。ワイヤー先端のタイコに樹脂が巻いてますね。今のバイクはこういう所も少しづつ違います。(笑) クラッチワイヤーの遊び調整のネジとネジのロックの輪に切れ目がありますから、両方とも自分を向くように回して、ワイヤーとタイコを抜いてレバーをはずして下さい。

で、クラッチレバーの新旧比較

 

 

今回の作業で唯一気をつける箇所がここ。クラッチスイッチの樹脂のピンを折らないこと。外すときも再度取り付ける時も意識して作業して下さい。

 

 

新しいクラッチレバーの摺動部に薄くグルースを塗って、スイッチを押しながらレバーを差し入れてボルトを差し込みます。くれぐれもスイッチのピンを折らぬように気を付けて下さい。

この部分は今後、クラッチワイヤーのグリスアップするときに毎回作業する部分ですから、物をよく見てマスターしましょう。

 

で、交換完了。

 

 

と言うことで、やってみたら20分ぐらいの作業時間でした。

比較的簡単でした。

 

はずしたレバーはエアキャップにくるんでカウルの隙間に搭載しておきます。