【2024.5.11追記】

2023.11.29より、JARLのDVレピーターはNORAやピーナッツなどとの通信が出来なくなりました。

以下は古い情報としてご覧下さい。

こういう状況だと、D-STARの将来は暗いですね。

尚、別府430は個別の事情によりNET接続が出来なくなっています。今の所、復旧の見込みは不明です。

 

 

 

 

 以前から大分に於いてのD-STARレピーター別府430、リフレクター、ピーナッツなど、新しい試みや環境の変化などをここでちびちびご紹介していましたが、ここのところ大きく変化したこと、いままでの記事ではまとまりが悪く、結局さっぱりわからんという声もあるようなので、自分の備忘録含め、まとめ直します。

 

普通にレピーターを使ったQSOは他にいっぱい解説や情報がありますから、ここでは大分ならではの環境を使ってのQSOを扱ってみます。それは

1. 別府430レピーター山かけQSO

2. リフレクターREF081CでのQSO

の2つです。

尚、D-STARトランシーバーの設定表は「その2」の最後に記載します。

 

【別府430レピーター山かけQSO】

 別府430はとうとうピーナッツ、Nora VR Clientにも対応しました。また、県内複数のノード局がNETで接続されました。

 

 

2020年4月現在、別府430レピーターに接続されたノード局は大分市、竹田市、豊後大野市の3つが設置されています。

(2020年5月に杵築市奈多にもノードが設置されました)

これら相互に山かけ状態でQSOできます。今後、県北や県南、日田地域などに協力局が増えれば県内各地で別府430レピーターでの山かけQSOが出来る環境になります。

QSOのイメージは以下の通りです。

 

 

設定さえしておけば、オペレーションはほとんどアナログレピーターと変わりません。コールサイン指定とか、面倒なアクションは一切必要ありません。例えば、竹田市街地にいれば1日中別府430レピーターのたぬきワッチが出来ます。但し、ゲートウェイで他のレピーターからやって来た局の声は聞こえますが、応答しても、こちらの声は相手に届きません。あくまで山かけ運用のみです。

 

山かけでもう一つ面白いのは、スマホから別府430につながることです。

 

 

海外では無線機を持ち込むとスパイ容疑がかけられて帰ってこられない国もあるようです。でもアンドロイドのスマホがあれば、いつでも別府430やそのノードの電波が届く範囲の局とQSO出来ます。

 ピーナッツのインスツールはこちら

 Nora VR Clientのインスツールはこちら

 

ピーナッツのルームは下の写真のようにREPEATER→JP6YIC Aを選択して下さい。

 

尚、別府430にNET経由でつなぐ方法を使うには、3ヶ月に1回、JARL管理サーバーに局の位置情報を入れるため、別府430から他のD-STARサーバーへゲートウェイを行うか、自動応答サーバーへ接続する作業が必要になります。

方法はこちら

 

別府430に直接アクセス出来ない地域の方の登録方法はNora VRを使います。

方法はこちら

 

(注)海外の局の写真がなぜインド女性なのかはあまり意味がありません。昔のCM「インド人もビックリ」を思い出しただけです(笑)

 

■2020年5月15日追記

 この後、大分空港近辺をカバーする奈多ノードが開設されました。詳しくは

 

https://ameblo.jp/hogenzyo/entry-12597165340.html

 

をご参考下さい。

 

 

 

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