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今回は西武新宿線の特急「小江戸」で活躍中のNRAこと、西武10000系の車内を解説します。何でもこの車両、富山地方鉄道譲渡され、料金不要の普通列車として活躍中とか。全体的に丸っこいデザインがなかなか可愛いですね。
車内全景です。ズラリと並ぶ紺色のシートにスラっと飾り気のない天井。色のメリハリは付いてますが、池袋線系統で活躍するラビューとは1味違う、どちらかというとおとなしい感じの車内。
座席。どこかで見覚えが....と思われた方は立派な座席ヲタ。この座席はJR東日本で活躍中のE257系に搭載されているものです。背ずり上端部の処理や、座席背面についている取っ手など、E257系に乗った事がある方なら見たことがあるはずです。E257系と唯一違う点として、座面を前にずらせる、座面スライド機構が省略されています。登場から20年程たったE257系でも、経年劣化のためか座面がスライドしにくくなっている編成もあり、JRの方も整備が大変なんだろうなぁ....と思ったり。
座席の諸設備について。テーブル、ドリンクホルダー、網ポケットと、特急三種の神器は揃っています。そうそう、窓枠が視界にくる座席はミニテーブルがあり、メガネくらいは置けます。ペットボトルを置こうとしたらカーテンに干渉して置けなかった......
座席の背面も基本的に257系と同じですが、テーブルの止め具と、テーブルのは10000系オリジナルです。
テーブルは一般的な大きさ。ちなみにこの車両、特に車端部は結構揺れますのでテーブルの窪みにペットボトルを置くのは注意が必要です。
ドリンクホルダーの様子。まぁこの形状はまぁ全国共通ですよね。
最前列には、固定式のテーブル。やっぱり小さいですね。
さて、座席の下を見ると.....なんと!!足元が塞がっているではありませんか!!!首都圏発着の特急で足元が塞がっている車両があるとは.....
その代償措置としてかは知りませんが、バーレストがついています。
また、掃除の利便性を図るためかフットレストが上がるようになっています。1990年代に誕生した私鉄特急はバーレストが多く設置されていましたが、最近は見なくなりました。
そして、ヘッドレストカバーはNRAのイラストが入った特別仕様。NRAを貫いている矢印がいかにも速そうです。
座席とは関係ないですが、自分が気になった点を一つ。窓の桟が広げられているのはどこの特急でも見られますが、桟を広げている部分の処理が面白かったです。皆さんも小江戸に乗った時には窓の桟を見てみてください(*^^*)
さてここからは、座席鉄が本気で撮った鉄道写真をお見せいたします。「撮り鉄」の方には少々物足りないかもしれませんが、座席探究部の管理人「じんべい」の自己満コーナーと思い、701系のドアステップみたいな「あつい!」目線でご覧ください。それでは、どうぞ。
西武新宿駅の、端っこのホーム(何番線か忘れた)に入線しとらす2000系。カーブで曲がっているのもいい感じだと思います。
正面から撮ってみました。LEDが途切れなくて良かったです。シャッタースピードを設定すればLEDが途切れないようですが、よくわかりかねます。
ライトのアップ、よくこの部分をアイコンにしている方を見かけますが、ちょっとお洒落な感じが出て僕も好きです。
「じんべい」の写真展終わり。
それではまた