こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

8月も半ば近くとなりましたね

2022年は、今日を含めて140日だとか・・・

 

夏が終われば・・・と言ってしまいそうになりますが、暦をみますと

二十四節気(にじゅうしせっき)では「立秋(りっしゅう)」となっていまして・・・

ちょっと、驚きました

 

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

さて、さきほどのニュースで、東京都の8月14日の新型コロナウイルスの新たな感染者2万2740人と13人の死亡を確認したと発表されていますね

 

新規の感染者は、先週の日曜日に比べて3573人減ったそうですが・・・ピークは過ぎたのでしょうか・・・

 

3日前(8月11日)のWHO(世界保健機関)の最新集計によりますと・・・日本の新型コロナウイルス新規感染者が、3週連続で世界最多となったというニュースがありましたので・・・新規感染者の数が減少していくことを願うばかりです

 

しかしながら・・・もし、次に新型コロナウイルスの感染の拡大があるとすれば、どのようなものなのか?・・・を知っておくことはムダではないと思いますね

 

7月21日の「東京iCDC専門家ボード:賀来満夫座長」のなかで、

「BA.2.75」が2例検出されているという報告がされています

 

 

オミクロン株亜種である「BA.2.75」とは・・・

オミクロン株の「BA.2」系統から変異した75番目の亜種でありまして、別名「ケンタウロス」とも呼ばれていますね

 

 

「ケンタウルス」なんて聞きますと・・・星座の名前かと思ってしまいますよね

ギリシャ神話には、馬の首から上が人間の上半身に置き換わった半人半獣の種族が出てきます・・・というのは余談でして・・・

 

「BA.2.75」の別名が「ケンタウロス」であることからも、少し怖い気がするという方もいらっしゃるのではないでしょうか

 

専門家によれば・・・特徴は次のようなものになるとか

 

 

1) 感染力が強い

2)「免疫逃避」が起きている可能性がある

 

ちょっとだけ、ガッカリするのですが・・・ね

知っておいて、損はないのではないかもしれませんね

 

JTKクリニックでは、「PCR」,「新型コロナ薬 パキロビッド」,「NK細胞療法」など積極的に立ち向かおうと思っているのですが・・・ね

なかなか、終わりが見えませんね

 

(パキロビッド®パック:写真をお借りしました)

 

素敵な1週間をお過ごしくださいキラキラ

 

それでは、またバイバイ

 

< ブログ後記  >8月16日

 

「お盆明け」とされる今日の午後・・・東京都心の気温は、35℃を超えたそうで、年間の猛暑日の歴代最多記録を更新したそうです。

 

まだまだ、「熱中症」にも気をつけなければいけませんね。

 

今回は、オミクロン株 変異種「BA.2.75」についてのお話をさせていただきました。別名「ケンタウルス」と呼ばれているものですね。

 

ケンタウルス座 - 南の地方の星座 - 星空 - Y!きっず図鑑

(ケンタウルス座:図はお借りしました)

 

「ケンタウルス」と聞くと・・・上の図のような星座を想像してしまうのですが・・・

 

オミクロン株亜種「BA.2」の系統でありながら、別のオミクロン株亜種「BA.5」に似ている部分があるという「半分半分」の特徴からこの名がつけられたという説もあるのですが・・・

 

実際の「BA.2.75」は、ギリシア神話の「ケンタウルス」のようなロマンチックなものではないようです。

 

その理由は・・・現在の第7波で主流とみられる「BA.5」よりも感染力が高い・・・とます。海外の報告には、「BA.2.75」の感染力は「BA.5」の3.24倍と報告しているものもあります。

 

東京大学医科学研究所の佐藤佳教授らの研究グループが、査読前論文として研究成果を発表した動物実験の結果によると・・・次のようなことが報告されているようです。

 

その内容は、以下のようなものになります。

 

「BA.5」に感染したハムスターの血液を使って、「BA2.75」に対するその血中の中和抗体の働きを調べたところ、その効果が「BA.2.75」に対しては「BA.5」と比べ12分の1に低下したことを確認した。

 

つまり、現在の第7波で主流となっている「BA.5」に感染したとしても・・・「BA.2.75」に再び感染する可能性が高いというのですね

 

免疫を回避する・・・とは、上記のようなことを示すので、ワクチンの効果がないということではないので、注意が必要です。

 

見方を少し変えますと・・・現在の第7波の主流である「BA.5」の感染者がいくら増えても、集団免疫は成立しないという可能性が高いですよね。

 

このお盆の明けの期間までに「BA.5」によると考えられる感染者の増加がありましたね。

 

ピークは過ぎたのか?・・・とよく聞かれるのですが、もし、これらの感染者のなかに「BA.2.75」が一定の割合、混ざっていたとすると

今後、感染者数が高止まりする可能性も否定できないと思います。

 

もちろん、「BA.2.75」感染の症状としては、「BA.5」と同様に軽症とされるのですが・・・ね。

 

今回も最後までお読みいただきまして

ありがとうございましたお願い

 

(筆者撮影)

 

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元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授

日本リウマチ学会 専門医

 

 

 

 

 

 

 

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