こんにちは、内科医 ひとちゃんですニコニコ

 

 

新しい1年を迎え

青空を見える穏やかな休日の午後となっています

 

明けましておめでとうございます🎍

 

七十ニ候では、66番目である

「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」

 

を迎えていますね

 

文字どおり、積もった雪の上に

植物は見えないわけですが・・・

 

麦はその芽を出している・・・ことを

示しているようです

 

寒さが厳しいわけなのですが

皆さまの体調は、いかがでしょうか?

 

 

 

 

新型コロナウイルスの感染拡大を伝える

ニュースに辟易(へきえき)している方も
いらっしゃるのでは
 
まあ、私もその1人であるわけですがねウインク
 
 
 
しかしながら、最近の感染者数の多さには不安を感じる方も多いのでは・・・ないでしょうか
 
 
そのひとつの要因として
 
発熱や咳などのない「無症状の感染者」が
増えている可能性が挙げられます
 
 
もうひとつは、新型コロナウイルスのある日常への「慣れ」ですね
 
 
将来が見通せず
そして、永遠に解決が
できないのではないか?
 
 
と考える時間が長くなると・・・
 
 「まあ、あれこれと心配しても仕方がない」
 
とか
 
「感染してしまったら、運が悪かったと考えよう」
 
そして
 
「マスクもしているし、僅かな時間なら
酒宴を開いても、問題ないよね」
 
などと言い出す輩(やから)がいるのは
まったく、困ったものです
 
 
更に追い討ちをかけるように
世界各地で報告されている「遺伝子の変異」
もあるのですから・・・
 
絶望的な状況であると考える方が
多くなるのも不思議ではない・・・
 
と思います
 
(筆者撮影)
 
 
私自身も難易度100をMaxとすると
現在の状況は・・・・92ぐらいに感じてしまいますねショボーン
 
 
もちろん、新型コロナウイルス感染の問題だけではなく、人生にいろいろな「 困難 」があるわけですよね
 
 
新型コロナに伴う困難を突破する方法は・・・
多くの方法が存在するわけではありません
 
むしろ、「ひとつだけ」しかないのかもしれません
 
 
例えば、さまざまな困難を伴う状況では・・・
 
 
解決できそうな部分に
小さい穴を開ける(あける)という作業を
ひたすら繰り返すわけです
 
そのような時には
決して、「 一点突破 」しようと考えてはいけませんよね
 
博打(ばくち)をするように
「エイ、ヤー」と飛び込む・・・
 
あとは、運命を天に任せるというのでは
情け無い結末があるだけの場合が多いなではないでしょうか
 
 
これだけの情報の溢れる(あふれる)時代になっているわけです
 
「 変化する状況 」を常に把握して
それに対処するための新しい知識を学び
 
自分の考え方を積極的に切り替え、実践することが重要なのだと思いますね
 
 
もちろん、問題は単純であるはずがなく
多くの問題に対して、解決の優先順位をつけること・・・が重要です
 
 
そして、何を残し、何を失ってもいいのかを
考えて、行動する
 
まさに
「肉を斬らせて(きらせて)、敵の骨を叩き斬る」戦法ですねウインク
 
(正確には、肉を斬らせて、骨を断つ(たつ)と言います)
 
肉🍖は、焼き肉の肉では
ありませんよ爆笑
 
 
己(おのれ)・・・自分の身体(からだ)の肉ですね
 
 
強大な敵を倒すためには
多少、自分の身体が、刀で斬られるとしても
 
最後に敵を骨🦴ごと
ぶった斬ることができれば
戦い(たたかい)に勝利したことに
なりますよね
 
 
精神論を語ることが多くなると
その人は、隠居(いんきょ)させた方がよい・・・
 
などと昔から言われてますので
 
 
話を現実的なものに戻しますと・・・
 
無症状である感染者が多いのであれば
徹底的にPCR検査を行い
 
感染者と非感染者を分けていく必要があるのではないかと思います
 
 
これは、世界の標準ですからね
 
 
そして、変異していくであろうウイルス遺伝子を把握する作業は必要ですね
 
時間を経れば経るほど・・・
遺伝子は変異していき
現在のワクチンの有効性は低下していきます
 
スピード感は、とても大事ですよね
 
 
 
おりしも「緊急事態宣言」が出されるかが
検討されているとのことです
 
海外の論文では、いわゆる「ロックダウン」的な施策よりも
 
「マスク」と「距離をとる」などの方が、感染を収束させることができた
 
と報告があることは、以前にブログ内で紹介しましたね
 
 
確か、英国の論文だったと思います
 
しかしながら、あの時点では・・・という解釈でよいと思いますね
 
 
現在では、ウイルス遺伝子の変異により
感染力が70%以上高まっている状況では、マスクや距離をとるだけでは、難しいと考えているようです
 
ましてや小児の世代まで
感染が生じることが報告されています
 
 
もちろん、「緊急事態宣言」を出せば
すべてが改善するわけではありません
 
 
もちろん、経済的な損失もあることでしょう
 
しかしながら、若者を中心とした「慣れ」をリセットしたり、
 
 
海外のメディアに向けての
 
「オリンピックの準備のために多くの手法を
トライしている」
 
というアピールをすることは可能ですよね
 
 
約1〜2ケ月後には、IOCなどを中心とした海外の人々が、オリンピック開催の可否を決定するわけですので・・・ね
 
世界から観客を迎えての
東京オリンピックの経済的な効果は、
莫大なものなのだと思います
 
 
新型コロナウイルス感染症の
各国の対応は、のちの時代に
必ず、歴史的な検証がされていくことでしょう
 
 
「あの世代が、この国を、そして、世界をダメにした」という評価がされないように・・・
 
スタンダードな手法を採用して、実践していくのは、理にかなっていると思いますが
 
皆さまは、どのように
考えますか?
 
 
最後にはなりましたが
 
本年も何卒宜しくお願い申し上げます
 
 
新しい年が、皆さまにとって
Happy なものになることを願っておりますキラキラ
 
そして、JTKクリニックも
そんな皆さまの健康の管理に力を
注いでいきたいと考えています
 
 
 
新しい年の素敵な1週間を
お過ごしくださいキラキラ
 
 
それでは、またバイバイ
 
 
<ブログ後記> 1/5
 
上記のブログを書いたのが
新年を迎えて、3日目の午後でした。
 
現時点では、1月7日より
東京都を含む1都3県に限った「緊急事態宣言」が出されるというニュースがありましたね。
 
主に飲食店の営業時間を短縮するということがメインということで、一定な効果が期待できると思いますね。
 
もちろん、あくまでも期待できる・・・であって、絶対とは・・・断言はできませんが。
 
なにしろ、このような感染症への対応は、はじめての経験ですので、トライ アンド エラーを若干は繰り返す必要があるのかもしれませんね。
 
 
「緊急事態宣言」をするタイミングが遅かったという意見や
飲食店だけの営業時間の制限だけでは、新型コロナウイルスの感染拡大は、抑制できないという意見もありますね。
 
本年にそうなのか?
 
上記のグラフは、Google (グーグル)の量子コンピュータとAI(人工知能)などで予測された東京の感染者の数を示しています。
 
この予測システムは、ヒトの流れや感染の広がりなど多岐にわたる項目をもとに
将来的感染者の数を示すのですね。
 
 
 
実は、今回のブログ後記のなかで
私は、以前のブログ内でご紹介したグラフの予測の値が、変化しておりまして
 
1月中旬には、とても感染者の低下は
見込める状態ではなくなっていることをお詫びしようと考えていたのですね。
 
その理由は、グラフの示す値が上昇するばかりで、感染者の数が低下に転じるポイントが示されていなかったからです。
 
つまり、都内の感染者の数が増えるばかりであることを示していたのですね。
 
では、現在はというと
先に示したグラフのように1月20日頃にmaxに減少傾向に転じるような予測がされています。
 
これは、多分、1/7の「緊急事態宣言」が出され、人の流れが少なくなるであろうという予想が
データの分析を変化させる可能性を示しているのだと思いますね。
 
では、極端に「緊急事態宣言」を出すのが遅れたのか?・・・という疑問についてです。
 
今日までのデータを淡い水色、これからの予測が青で示されています
 
12/30,31と陽性者の数が増えているものの、12/27程度までは、ほぼ、横ばいと考えることも可能ですね
 
とすると・・・医療現場の逼迫(ひっぱく)を除けは、東京都内に関しては、爆発的な感染者の増加を認めておらず、果たして、「緊急事態宣言」が必要であったか?
 
と疑問も残りまずね
 
長々と書きましたが
ポイントは、1/7に「緊急事態宣言」が出されたとしても、当面は感染者の数が増加する可能性がある・・・ということです
 
この時期は、いろいろな人が、いろいろなことを言う時期だと思いますね。
しかしながら、あまり、不安に陥いる必要もないと思います。
 
ただし、医療現場の状態は
逼迫する可能性もあるかもしれません
 
この時期に医療をどうするか?という議論は、今、しておいた方がよい可能性もありますね。
 
万が一、これらのストーリーどおりにならなかったとしたら、どうするか?
 
それでも、大丈夫です。
次にトライしてみるべきことも
きちんと考えておりますので
心配はいりませんとだけ、申し上げておきたいと思います。
 
くれぐれも、パニックになりませんようにウインク
 
今回もお読み頂きまして
ありがとうございましたお願い
 
 
 
(筆者撮影)
 
 

  元 順天堂大学 膠原病リウマチ科 准教授

日本リウマチ学会 専門医

日本内科学会認定医

緩和ケア医療医 

   

 

 

 

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