今日の午後のニュースで、インフルエンザに罹患した方が、急増していることが伝えられました
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東京都によりますと、今月13日までの1週間に都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者の数は1つの医療機関当たり31.7人で、前の週の3.4倍と、急激に増えました
都は、インフルエンザが大きな流行になっているとして、これまでの注意報を切り替え、17日、「流行警報」を発表しました
都内に警報が出るのは、昨シーズンより1週間早いということです
また、都内では今月13日までに延べ236の幼稚園や学校で学級閉鎖などの措置がとられたということです
これまでに検出されたウイルスを分析したところ、10年前に「新型インフルエンザ」として世界的に流行した「H1N1型」が全体のおよそ72%を占めているということです
都は、こまめな手洗いなど対策の徹底や感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています
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と伝えられたようです
10年前には、新型インフルエンザとして、騒がれた「H1N1型」が多いのですね
この時期のインフルエンザ感染には、慣れっこになっているようで、危機意識が低くなっているのかなぁ〜と思います
以前に書いたものですが・・インフルエンザウイルス感染についてです
最近、メリーランド大学の研究室からは、これまで考えられていたよりも
インフルエンザウイルスの拡散は容易に起こっていること
が明らかになったとニュースがありました
論文は、「Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community」
(大学コミュニティにおける季節性インフルエンザ症例を示す人物の呼気中の感染性ウイルス)
というものなのですが、
インフルエンザ患者が吐き出した息、つまり、呼気に大量の感染性ウイルスが含まれていることが分かったという結論なのです。
インフルエンザに感染した患者さんが呼吸をしているだけで、空気感染による感染を起こす可能性があるというわけですね
メリーランド大学のミルトン博士らは、
「インフルエンザの症状を持つ人の周囲の空気が、咳やくしゃみを行わない呼吸だけによっても感染性ウイルスに汚染されている」
ことを明らかにしたそうです
その恐るべき内容とは、
インフルエンザを患っている人は、特にインフルエンザにかかった最初の日において、
感染性エアロゾルを空気中に放出する。
そのため、
「誰かがインフルエンザにかかった場合は、すぐに帰宅させて職場にいない状態にすることで、他者への感染を防ぐべき」
ということを言っているのですね
「くしゃみに含まれるエアロゾルに含まれるウイルスの割合は、通常の呼気に含まれているそれと大きな違いはない 」
という驚くべき事実も明らかにされています
つまり、
インフルエンザウイルスはくしゃみに多く含まれるというわけではなく、通常の呼気にも同じ程度の量が含まれて拡散されている
ということですね
エアロゾルとは
「エアロゾル粒子は、大気中に浮遊しエアロゾルを構成する微粒子」
インフルエンザはこれまで、飛沫感染、接触感染と考えられてきましたが、先ほどの論文のとおりだとすれば、空気感染も・・・ということになりますよね。
空気感染とは
「空気感染」とは(病原体を含む水分の粒子)が蒸発し、フワフワと空気中に漂っている非常に軽い微粒子を吸い込むことで感染すること
とあります
だから、手洗い、うがいをこまめにすることがインフルエンザに感染しないコツなのですね
海外では重症化することも報告されていますので、気をつけるに越したことはありませんよね
それでは、また
インフルエンザキットで、A型インフルエンザを検出したところ-------------------------------------------------------------------------------------
小笠原 均 (HItoshi Ogasawara )
JTKクリニック院長
H4年 新潟大学医学部卒
日本リウマチ学会 評議員、リウマチ専門医
日本内科学会認定医
医学博士:専門 分子生物学(遺伝子発現について)
緩和ケア医療認定医
Instagram: インスタグラム
Twitter:@JtkJazz17000
小笠原 均:JTKクリニック院長@JtkJazz17000忘れた記憶を薬で回復 東大など世界初、認知症治療目指す https://t.co/53qhZb0hRs @Sankei_newsより
2019年01月09日 20:41
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○科学的な根拠に基づく、癌免疫治療を行っています
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