皆さん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

JCI防府 理事長の吉井 秀一(ヨシイ ヒデカズ)です。

 

本日は山口ブロック協議会の藤井会長(JCI宇部)の呼びかけのもと、県内各地青年会議所の皆様と共に【美祢災害ボランティア】へ参加いたしました。

災害支援に対するJCI防府のスタンスは前回のブログにてお話をさせていただきました。その想いを持って、本日は朝より微力ながら支援をさせていただきました。

 

ボランティアセンターは美祢市社会福祉協議会様によって開設をされ、受付会場となっています。

美祢市社共様の発表によると本日は各所より117名のボランティアの方々が参加され、美祢市17件のニーズに対応したとの事でした。各地青年会議所からはJCI山口、JCI岩国、JCI下関、JCI吉南、JCI宇部などから20名を越えるメンバーが参加をし、私たち防府青年会議所は私と田中直前理事長の2名で参加をしました。

当然、本日だけでなくこれまでも県内各地の多くの青年会議所メンバーが支援に参加をしてくれています。

 

また本日は中国地区協議会より山田会長をはじめとされる役員運営団も現地入りをし、支援体制等の状況確認を行われていました。

 

美祢市社会福祉協議会で受付をし、災害支援地まではバスで輸送されました。

車中、崩落した線路や水圧によって形を変えたフェンスなど被害の大きさを目の当たりにしました。

美祢線の復興はいつになるのか。美祢市の皆様の大切なインフラ。復興まではどのように過ごすのか、などを考えながら10分程度で支援地に到着しました。

 

現場は川のすぐそばにあり、豪雨によって床上浸水を起こし、建物や家具が水浸しになっていました。

また床下には汚泥が流入してきており、細菌、臭いなど衛生環境がよくない状況でした。

この現場は私たちJCIチームと10名程度の一般ボランティアさんに別れ、作業を開始しました。

JCIチームは主に家具を運び出し、風通しや清掃を中心に行い、一般ボランティアさんは床下の汚泥除去を行いました。

特にJCI山口の皆様が多く参加されていたので、北條直前理事長の指揮のもと素晴らしいチームワークを発揮しスムーズに作業を進めることが出来ました。

 

 

また一般ボランティアの方々は、身体や衣服が汚れる事など気にすることもなく、湿度の高い床下に潜り込み、必死に汚泥を除去されていました。皆、初顔合わせの即興チームではありますが、長年一緒に活動をしてきたかのように作業をされていたのが印象的でした。

午後からは私たちJCIも汚泥除去を手伝い、皆で協力をしながら、予定の時間より少し早く作業を終了することが出来ました。

 

 

 

今回の被災地の家主様のお話を少し聞くことが出来ました。

被災されるのは2回目ということで、家の躯体などには前回被災時の被害跡も見て取れる状況でした。

改めて、災害に対して私たちはどう取り組んでいくべきか真剣に考えなければならないと思いました。

JCIは県内、日本そして世界各地にネットワークを持っています。今、JCI日本においては災害に向けてネットワークを強化していくなどの取り組みをされています。

 

 

防府市内でも向島にて土砂災害が発生し、一部島民の皆様が孤立してしまいました。

JCI防府も一刻も早く、社会福祉協議会と連携をし、災害時に迅速な対応ができるネットワークを構築して参ります。

 

先週末の豪雨においても被害は県内外各所にて確認されています。

私たちJCI防府は、私たちに出来ることを考え行動に移し、復興支援に取り組んで参ります。