今にも崩れ落ちてしまいそうだけど、それでもギリギリ持ちこたえて
いる。その最後のギリギリを保っているものは何か。
あたりまえのように立っていられる人には全く理解できないだろうが、
ただ立っているんじゃない。全力で立っているんだ。
崩れないように周りが支えてあげることは容易かもしれない。けれど、
それは崩れそうになりながら、それでも立ち続けている、立ち続けようとしているその人の力を弱めてしまうことになりはしないか。
崩れ落ちて、だけどそれでも這いつくばって、何とか立とうともがいて
いる。
昨日、石井裕之さんのラストセミナー「Unplugged(アンプラグド)」のDVD
を久しぶりに見ました。何度見ても心震えます。
これ以上ないほどに今苦しみながらも頑張っている誰かに、「頑張れ」
なんて言えない。言えないし、言わないけれど、このDVDを見てやっぱり思った。「頑張れ!」って。