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今日は久しぶりの快晴で、夏らしい青空が広がっている。
おとといの木曜日で、実家の飼い犬が逝って1年になった。
 

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僕は1年前のその日、仕事に手がつかなくなり実家に帰った。最期には立ち会えなかったが、最後に撫でてあげたくて、形が残っているうちにこれまでのお礼をいう為に。お礼というのはウチの実家は犬を愛玩という目的だけで飼っていたわけではなく、番犬という目的も兼ねて飼っていたからだ。(実家は田舎なので)
元気よく吠える彼は、調子が悪くなる前まで、我が家の番犬という役目を果たしてくれた。
 
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そして、実家に帰ったわけだが、玄関横の小屋にいた彼の出迎えはない。実家に帰った時、最初に顔を合わせるのは家族でもなく、彼だったので悲しみが更に増した。
 
 
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僕は唯物論者だけど、身近な人(今回は犬だが)の死があると、精神や心に関してそれだけでは片付けられないという気持ちになる。なんて不整合で一貫性のない思考をしてるんだろう。結局のところ、自分は物理のテストは解けたが、物理世界の現実を受容できていない。

 

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もう会えないのか。
自分の寿命を10年位あげてもいいから、もう少し一緒に居たかった。
 
彼が死んでしまったことが信じられないが、今まで生きていたことも信じられない感じもする。人の記憶、感覚というのはこうも曖昧なものか。
 
悲しみは時が忘れさせてくれるとか、日にち薬とか言ったりする。でもそれは、おそらく記憶が薄れてきた結果と思うので、それはそれで悲しい。
 
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彼は最期に何を思ったんだろう?
生への執着か。飼い主への憶いか。
僕はいつかは来ると分かっていた別れの時が遂に来てしまったと思って、とても悲しかった。
 
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酸っぱいな。今日の酒は涙の味だよ。