年始の初詣の際に、友人から今年結婚する旨を伝えられた。めでたい話なのだが最後の別れ際にサラッと言われたので、頭で咀嚼する間もなく分かれてしまった。

 多分複雑な表情をしていたのだろう、どうやらそれが友人の目には私が怒ってしまったように映ったらしい。それにその日以降から初出勤するまでに書物を読んだりプロジェクトの発想の断片を作っていたので、携帯電話とはかなり疎遠になってた私。これが重なって、いよいよが怒っていると錯覚を深めたみたい!!


 その後に彼は海外ロケでハワイへ行って、こっちも引継ぎで電話どころではなくなってしまった。でも今日あたりは帰国して、のんびりしている頃だろうと思って電話してみた。そしたら暗い声で謝罪に近い言葉をボソボソと喋りだす。

 この御仁、いつもはキーが高くて流暢(アナウンサーだから当然かな)なんだけど、落ち込むといつもこうなんですよね!もう長い付き合いだから、こんな感じで話すだろうなと思いながら、バッチリその通りだったので少し可笑しいのもあったけど『気にしてない』ことを伝えまして…

 それでも、この一件で塞ぎ込んでいるのは変わらずみたい。


 だから寛恕の条件としてゴルフを始めることを約束させてしまいました!別に怒っていないのに、くどくど謝罪めいたことを言う罰が当たったということにしてね!!

 セットを持っているのにゴルフをしないという罰当たりな奴なので、畳み掛けるように5月までにはラウンドに行くことまでを更に約束。

 帯番組を持っているに、『当日熱出したことにして休めや!もう十年以上も勤めているのに不器用な奴っちゃなぁ!』なんて言ってね!


 ゴルフに関しては有言不実行の人ですが、果たして今度こそは始めてくれるのかなぁ!奈良の後任もゴルフをもっとして貰うように焚き付けて、仕事中に打ちっぱなしに連れて行かねば…