昨日の多国籍のお姉さん方の作る濃い焼酎の水割りと、食事会で飲んだビールで完全に二日酔い。難波からの近鉄ではいつも寝てゆくことにしているんだけど、目をつぶると地面が回っているようで気分が悪い。

 だから東京の委員会で課題に挙げられている本を読んでしまおうと、カバンから出して読み始めた。


県庁の星


 『県庁の星』というタイトルで映画化も決まっているらしく、県官僚が人事交流の名の下にスーパーで1年間研修をするというもの。ウチの会社内でも当てはまるシーンが多くて、半ばはまるような形で読み進めることができた。


 今でも本社から来る人物はこういうのが多いように思う。確かに『事なかれ』は会社という海を泳ぐ上では重要なファクターだし、それが出来ないから日々冷や飯チックな苦労しているのも事実。

 読みながら、自分の生き様はここに出ているスーパーのアルバイト筆頭のオバちゃんに近いなぁ!と思う。事を荒立てて回っているわけじゃなくて、好きと嫌いをハッキリさせてるだけなんやけどね。


 入った頃は官僚的な生き方をしていたしそれを求められてた事もあったけど、今ではテクノクラート的で自然体志向に変わってきた自分がいる。

 これもオッちゃんになって、ズルく柔軟に人に合わせることを覚えた成果なのかなぁ!


 面白い本で簡単な中身だから、ぜひご一読をお勧めします!