名古屋にある徳川美術館の「尾張徳川家 名品のすべて」を観に行ってきました。
徳川美術館には、御三家筆頭である尾張徳川家の初代・義直(家康9男)が相続した家康の遺産が「駿府御分物(すんぷおわけもの)」として伝わっているそうです。
「尾張徳川家 名品のすべて」では、「駿府御分物」をはじめ、信長・秀吉から受け継がれた天下の名宝、そして尾張徳川家に代々伝わる大名道具の数々が展示されていました。
展示品には、関ヶ原合戦で実際に使われた馬標や、
珠光・織田信長・信忠・豊臣秀吉・秀次・徳川家康・徳川義直 などが所持したとされる茶道具など、歴史のロマンを感じる品々を堪能させていただきました。
なにより、こうした品々が大切に受け継がれてきたことに、あらためて感動しました。
また、徳川美術館は尾張徳川家第二代光友の別荘跡地に建てられたそうで、徳川園という素敵な庭園も公開されています。
徳川園は、池泉回遊式の日本庭園で、庭園内には滝もあり、秋晴れの気持ちの良い空の下とても良い散策になりました。(さとみ)







