中世の鍵盤楽器である『クラヴィコード』
その『クラヴィコード』を現代に復元して手作りされ、演奏される内田輝(うちだ あきら)さんと共に、先日は両国の回向院に行ってまいりました。
念願が叶い、10月2日、回向院にて、千住博画伯の滝の絵に囲まれる広間で、内田さんに演奏して頂ける事になったのです。
本当に嬉しく、光栄に思います。
内田さんは、サックス奏者として活動後、ピアノ調律を吉田哲氏に師事。音の調律から観る様々な音との対話方法を伝える『音のワークショップ』を開催。楽器製作家、安達正浩氏の教えのもと、14世紀に考案されたクラヴィコード (鍵盤楽器) を製作。自ら楽器を作り、作曲し、調律し、演奏される音楽家です。
私は演奏を耳にした途端、すっかり内田さんの世界に入り込んでしまいました。
その指から奏でられる音色は、繊細で美しく、一点の濁りもなく透き通っており、清らかそのもので、、、
すぐに思い浮かんだのが質の高い玉露のような、研ぎ澄まされた上品な透明感でした。
お抹茶やお煎茶など、とにかく濁ったものではなく、、、
清廉潔白なのです。
その音色に魅せられ、この度、玉露とのコラボをお願いする事になりました。
是非、皆様に内田さんの演奏を聴いて頂き、玉露にも勝る透明感を共有して頂けたらと思います。
ご案内は、家庭画報セブンアカデミーからとなります。
掲載号が発売されましたら、再度ご案内申し上げます。
↓ユーチューブより
↓内田さんが清水寺で、奉納演奏をなさった時の映像です。
他にもユーチューブに、素晴らしい動画が沢山出ています。
ご覧になられてみて下さい