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国立博物館・平成館で開催中の特別展「本阿弥光悦の大宇宙」を観に行ってきました。
光悦は、江戸初期に、書、漆芸、陶芸などなどさまざまな芸術分野で活躍した数寄者です。
寛永の三筆のひとりに数えられるほどの書の達人であると共に、
光悦が手がけた沢山の品が、国宝や重要文化財に指定されています。
本展示では、国宝の舟橋蒔絵硯箱や、重要文化財の鶴下絵三十六歌仙和歌巻(光悦書、宗達下絵)、楽茶碗なども展示されています。
鶴下絵三十六歌仙和歌巻は、まるまる一巻が展示されており、圧巻でした。
この展示では、光悦作の作品だけでなく、光悦の家職である刀剣や、あつく信仰した法華経、京都の職人さんたちとの繋がりが伝わる品々も展示されていました。
オリジナルグッズも充実しており、とても見応えのある展示でした。(さとみ)