先日の五島美術館茶会の茶花席・床の間に飾って頂いた、日本画家・高橋朋子先生のお軸について、先生より詳細を伺いましたので、掲載させて頂きます。


 「軸の表装は、右上から左下に絵を突き抜けるように、稲妻模様に三鱗紋様の金襴を配しております。

軸先も透明の宝珠としました。

師匠である星窓茶道茶花教室主宰の目黒公久先生と共に表具屋に出向き、この日のために仕立てたもので、こだわりのデザインです。

 前日に軸を飾り付けた際に急に雷雨となり、まるで龍に魂が入ったようで…感激しました。

思わず龍が来た!と叫んでしまった程です。

そして、雨から雪になったのです。

雨男が雪まで降らすとは、と驚きでしたが、、、

思い出深い幕開けとなりました」とのお話でした。



 実は、目黒先生は「雨男」という評判で、実際に、私がご一緒した茶会も、お客様で来て頂いた茶会も、全て雨に降られ、、、

「晴女」を掲げる私が、完璧に負けておりました。


それ故、ずっと天気予報をチェックし、天候を案じておりました。

ところが、茶会当日も前日も、ずっと晴マークが続いておりましたのに、何と!茶会前々日の夜に、前日の搬入日は「少し雨が降るかも」という予報が加わりました。


前日の搬入で、家庭画報セブンアカデミーの方と二人で、青空から、急に黒い雲がわき出て来たのを眺めながら、

「やはり、雨男に負けたかも知れません」と、私が呟いた矢先の出来事が上記の事でした。


 当日の茶会は穏やかな晴天に恵まれ、龍に守られ、導かれ、幸先良い新年の始まりとなりましたが、本当に神がかりのような事が起こる事を知りました。

私も、何とも不思議な体験をさせて頂きました。


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