昨日、滞り無く「五島美術館茶会」を終えました。
沢山のお客様にご来席を賜り、心より御礼申し上げます。
そして、至らない所が多々有りました事を、深くお詫び申し上げます。
エキサイトブログに、本日よりご報告を載せており、これから少しずつ更新して参ります。

まずは、一月としては暖かく、好天に恵まれ、無事に終える事が出来まして安堵致しました。
ひとえに、お客様のあたたかい励ましと、笑顔のお影でした。

 そして今日は、茶花席と抹茶席をご担当下さいました「星窓茶道茶花教室」主宰の目黒公久先生が、「後の茶席」にお招き下さいました。
私が自分の席の後見で忙しくしており、先生のお席に寄せて頂く事が出来ず、ご配慮下さったのです。
お招き頂きまして、まさに、天にも昇る龍になったような気分でした。


 先生のお席のお菓子は天目茶碗の中に収められ、
まるで翡翠かエメラルドの、宝石のように美しいお菓子でした。
寒天と葛で仕上げた、柚子味です。

日本画家の高橋朋子先生作の天目台にのった天目茶碗は、黄金色でした。



そして、濃茶を先生自ら練って下さり、
少しずつ、美しい照りを増して行くのが、手に取るようにわかりました。



練り上がった濃茶を、先生が各服に分けて下さり、
(写真は5人分です)

その美味しい事と言ったら、、、
言葉に表せない程とは、この事かと思いました。
もう、五臓六腑まで染み渡るのがわかり、貴重な眼福と口福を頂きました。


お濃茶を少し残しておき、次は、先生がお湯を注いで下さり、茶筅で点てて下さいました。



(『家庭画報12月号』の茶会案内ページで、「前の茶席」です)

 茶会の疲れも吹っ飛び、片付けも忘れて、極上の「至福の時」を賜り、とても幸せに思いました。
先生とのご縁に、心から感謝致しました。

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