前回までで自炊した本(pdf)を
作成することができるようになりました。
じゃあそれをなにを使って自炊ファイルをみていくか?という話になります。
iPadをすすめる記事多そうですが、ここでは各項目ごとに見ていきます。
基本的に私が閲覧環境を検討する際に評価ポイントは
・画面サイズ
・必要容量
・転送のしやすさ
・ビューワーアプリの洗練度
の4つとなります。
ZenPad S8.0 + PerfectViewerです。
過去、タブレットだけに限っても
Apple 初代iPad + i文庫ASUS Nexus7 + i文庫
HP Slate Extreme7 + Perfect Viewer
Sony Xperia Z2 tablet + Perfect Viewer
ASUS ZenPad S8.0 + PerfectViewer←いまここ
と使ってきました。
さて、見て行きましょう。
・画面サイズ、解像度
iPadだと決め打ちサイズでほぼ選択肢ありませんが、Androidだと多種多様なデバイスがあります。
上述したような変遷をたどった経験から
・7インチの4:3デバイスは今のところない。
・7インチの16:10は見開き厳しい。逆に見開きが必要ないなら7インチでも十分。
・10インチなんてそもそも持ち運べない(持ち運ばない、もしくは苦にならないならいい選択)
・7インチの4:3デバイスは今のところない。
・7インチの16:10は見開き厳しい。逆に見開きが必要ないなら7インチでも十分。
・10インチなんてそもそも持ち運べない(持ち運ばない、もしくは苦にならないならいい選択)
・解像度はあればあるだけよい
ということを学び8インチ以上、4:3、もしくは16:10というサイズで落ち着きました。
下にZenPad S8.0(8インチ4:3)、HP Slate Extreame7(7インチ16:10)、Xperia Z2 tablet(10インチ16:10)で同一ファイルを開いた場合の大きさの比較を掲載します。
こうやって見ると描画可能エリアの差がわかるかと思います。
今は手元にないので記載はしていませんが、iPadは10インチ4:3なので見やすさ大きさはダントツ、iPad MiniはZenPad S8.0と完全同一サイズです。(ZenPadのほうが後出しですが)
・容量
ビューワーとして使用するタブレットにはどれくらいの容量が必要でしょうか?
これは個人で持っている自炊ファイルの総容量に依存しますので好きなモノを選べばいいと思いますが、私の場合ファイル数は1400、総容量では120G程度。このサイズまで行かなくても自炊をやっているうちにどんどんファイルは増えていくと思いますので、このファイルをデバイスにどうやって入れていくかを考える必要があります。
大まかにいって持っているファイルサイズより大きいデバイスを買ってUSBで一度コピーしてしまえばそれ以降転送の手間を考える必要はありません。しかしそうでない場合にはファイル消してどこからか持ってきてというようにファイルの転送のしやすさを考える必要があります。
いまだとiPadの256Gが最大でしょうか。当然容量に応じて値段は上がっていきますので財布と相談する必要がありますね。
・転送のしやすさ
上からの流れで自炊したファイルをデバイスに転送する手間という観点で検証します。
USB経由であれば(Lightning含む)、AndroidもiOSも変わりません。
※Androidだとファイルシステムを意識しないといけない、と考えるとiOSのほうが簡単な人もいるかもですね。
もしくはケーブルレス、ネットワーク環境下でのファイル移動はホームネットワーク内でsmbで接続するか、もしくはDropBox、OneDriveなどに代表されるクラウドでの接続のどちらかになるでしょう。
ただ、クラウドって無料だと容量せいぜい15Gとかですよね。。DropBoxだとデフォルトは2G、その程度では電子書籍の置き場所としては厳しいんじゃないかと思います。有料で拡張する人もいると思いますが。
smbで接続することを前提で考えるとsmb接続できるアプリが豊富、かつ複数のアプリが1か所を参照できるAndroidのほうが都合がいいかと思います。
iPadでもsmb接続できるアプリはあります、がそれをi文庫などビューワーソフトにコピー、転送してあげないといけません。GoodReaderとか。
・ビューワーソフト
i文庫(iOSのみ)が一番よかった。(ただ今後の更新は微妙)
前回紹介した本の閉じ方向をちゃんと読み取ってくれていたのと、ページジャンプの際に出てくるサムネイルの描画が非常に早く快適。DropBoxのファイルなどのDL機能もあり優秀だった印象。
Androidだと、それに比べれば弱いけど無料なら納得できるPefectViewer。
Androidだと、それに比べれば弱いけど無料なら納得できるPefectViewer。
サムネイル描画は遅いが・・流してみている分には過不足ありません。
他にもよさそうなのあれば教えてください。
まとめると
容量の大きなデバイスが買えてかつ、USB繋いでiTunesからi文庫のファイルシステムにPDF転送するっていうユースケースが手間じゃないなら、もしくはクラウドサービスで管理する容量で済むのであればiPad (Mini)+i文庫がおすすめ。
NASなどでネットワーク経由でのファイル転送を考えるならAndroid+PerfectViewerかなぁ、と。
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上記のようなことを考えた結果、私の場合、256Gのタブレットはさすがに買えない、もうすでにNASは持っている、という条件を考えて候補に残ったのがZenPadとXperia Z3 compact tablet。
最後は1.5倍近い値段差はいかんとも。。ZenPad S8.0でFix。
防水も考えたけど・・・Z2 Tabletあるし、ということで。
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まぁそれぞれで使い勝手は変わりますが、下記リンク貼っておくようなものを選べば不満は少ないんじゃないかと思います。見開きとか気にしないならとりあえずお試して7インチ中華タブレットでもいいと思いますが買い換えたくなりそうな気はします。
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風呂場でゆっくり見たいなら防水もおすすめ。
Z4 tabletのリンク貼ってますが、Z2 tabletでも十分かと。
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みなさんそれぞれ電子書籍用端末に求めるものは違うでしょうが、選ぶ際の参考になればうれしいです。
※ちょっと情報が古いところもあるかもしれませんが指摘いただければ修正等していきます。