実は今週もまた山に来ています。

が、ゴールデンウィーク中に撮った写真の記事が続きます。


庭で見つけたちょっと奇妙な植物たち。
普段はあまり目にすることのない(かもしれない)部分をわざわざ取り上げてみました。


その①



自然の多いところにお住まいの方ならよくご存じかもしれません。
フキの花の綿毛です。
つまり、もともとはフキノトウ
それがニョキニョキ伸びて花を咲かせた後、タンポポのように綿毛で種を飛ばすのです。
毎年取り損ねた(食べ損ねた)フキノトウがこうして子孫をまき散らすので
うちではそこいらじゅうフキだらけです。
(花を摘めばいいのですが。)


その②



毛むくじゃらでグロテスク~~っ!
オシダというシダの芽です。
もう少しすると伸びてきて色も緑色になってゼンマイのようなシダらしさが出てくるのですが…
この姿は私の苦手なアレに雰囲気が似ています


その③



つやつや、否、てらてらと光る肉厚の葉に血のように赤い葉脈…
これも初めて見たときはびびりました。
これはウバユリの芽です。

これがウバユリの花↓(画像こちらよりお借りしました。)



地味めのユリです。
でも若葉は主張がとっても強い。
「どうしてそんなところから!?」
と思うほど、脈絡のないところからぼこぼこ出てきます。
しかも結構でかい(一枚の葉が20センチくらいあります)。

お願いだから芝生の中から出てこないで~~。


その④



タケノコの皮みたいなのがついていますが、タケノコじゃありませんよ。

上の写真はまだつぼみ。
咲いてる姿ならわかるかな。



その名もマムシグサ
なんという名前…。
このまだらの皮のせいです。

…と思っていたら!
ちゃんと(?)毒もあるらしいです!(しかも結構強い)
うっかりむしらなくてよかった~~(;^_^A

サトイモ科テンナンショウ属。
同じテンナンショウの仲間にはユキモチソウとかウラシマソウとか面白いのが色々あるのに
うちのはただのマムシグサか~。
でもこれだって十分に面白い。
秋にはさらにグロテスクな姿が見られます(笑)。


その⑤



知らない人にはグロテスク(?)、知ってる人には宝物(?)
の、アミガサタケというきのこです。
食用です!(しかも人気の高級食材らしい。)

でも初めて見るもの、特にきのこは怖いので、採って食べたりはしませんでした。
うちに定着して、詳しい人が見てくれたあかつきには…いつかね。


その⑥


ブロッコリーじゃありません。
でも野菜の花芽です。(ちなみにこの部分は食べません。)

ヒントで引き画像を…



これで分かった方は食通かも。
ルバーブです。
こんなにモリモリ茂って食べ出がありそうなのに、食用にするのはこの後伸びた茎だけです。
葉にはシュウ酸が多く含まれているんだそうです。
でもルバーブってジャムにしたのしか見たことないですが、ほかに調理法あるんでしょうか。
(ジャムといってもかなり酸っぱいし。)

ちなみにこのルバーブ、今が花盛りです。



この花を見て母が一言…

「おからみたい」

……。
そうですね(笑)。


オチが付いたんだか滑ったんだか。

というわけで「何でしょな~」なシリーズはいかがでしたか。(本気のシリーズ化は期待持てませんが。)

地味でグロテスクな写真ばかりでしたので
お口直しに、素朴ではありますが、母が庭で摘んでいけた花でもご覧くださいませ。
(目の時は何ていうんでしょ。お目直し?)
 


春の更新、しばらく続きそうです…(たぶん)。