「いい人がいたら紹介してください」
このフレーズよく聞きませんか?
でも残念ながら、こういう紹介依頼では、紹介してもらえないんです。
なぜだか解りますか?
それは、その人にとっての、「いい人」が解らないから、具体的に「人」が頭に浮かんでいないからです。
会社の商品やサービスを誰かに紹介した事があるという方へのアンケート調査で、圧倒的No.1の紹介理由は、「紹介してください」と頼まれたからというものです。
でも、その紹介依頼の仕方がとても重要なのです。
「誰かいい人」ではなく、
「仕事も遊びも一生懸命やる人で、子どもが好きで、友達とワイワイするのが好きな人で、年齢は30歳~40歳位の独身の人」
がいたら紹介してください。という風に、具体的にある程度条件を絞り込む事が重要なのです。
それによって、頼まれた方は、自分の友人・知り合いリストの中から候補者を探し始めるのです。
そして、候補者がヒットした時に、「○○さんいいかも」となるわけです。
事業においての紹介依頼も一緒です。 こんな人がいたら紹介してくださいって、具体的に絞り込む事が必要なんです。
こうしたオファーに対して実際に行動してくださる方は、約16%(6人に1人)と言われています。その16%(イノベーターとアーリーアダプター)の人が世の中を変革・リードしていくと言われています。
戦略的だなあ~と思われたと思いますが、是非素直に騙されてみてください。思いの外、情報共有のパワーを感じる事ができると思います。
今日は自社の商品・サービスを具体的に誰に、どんな方をご紹介いただきたいのか考えてみる日にしてみてください。