地方公務員を57歳で早期退職しました
退職時の職名は「課長補佐」
多くの女性職員がこの職位までは昇格します
公務員の定年が65歳まで延長されることになり、「このまま歳を取って引退でいい?」と
自問したら、答は「絶対嫌だ!」でした
公務員時代の思い出などを時々振り返りながら、これからの夢・目標、挑戦したいことなど
綴ります
【職歴】
新卒看護師:総合病院外科病棟で約3年勤務
結婚を機に:地方公務員(上級行政職)入職し
32年勤務後、57歳で早期退職
現在:総合病院外来のパート看護師として勤務
ご訪問いただき、ありがとうございます。
先日起こった、宮崎県日向灘の地震。
気象庁などの動きが慌ただしく、
「ついに、南海トラフ地震が起こるのか?」と
緊張が走りました。
私の住む地域は、南海トラフ地震の影響を非常に受けるエリアです。
まずは1週間、地震が続いて起こる可能性があるため、
今まで以上に注意が必要と気象庁などから発表があったものの、
ちょうど、お盆休みの時期と重なり、正直その緊張感は
早々に薄れてしまっている気がします。
今回のことで、私がまず思ったのは。。。
「公務員を退職しておいてよかった」。
もし公務員の立場のまま、南海トラフ地震に遭遇してしまったら。。。
まず、当分の間は家に帰ることができなくなるでしょう。
自治体の建物は地域の避難場所として指定されていることも多く、
自分の業務如何にかかわらず、避難してきた住民の対応に追われることは
わかりきっています。
公務員の仕事をしている立場上、家が被災したり、家族に何かあっても、
まずは地域住民の方々の安全を最優先で動く必要があるからです。
これまでも多くの災害が発生し、
その都度公務員の激務が取りざたされてきましたが、
根本的な解決には至らず、とりあえず状況が落ち着くまでは
目の前に迫った業務に取り組み、自分のことはその後だと、
公務員である以上覚悟が必要だと在職中は思っていました。
今、夫婦で公務員を早期退職し、正直ほっとしていることは、
もし大きな災害が起こったとしても、
「ひとりの住民として被災者」の立場が許されている ということ。
いつかは起こるであろう、大きな災害で、
パニックになることなく、少しでも落ち着いて対応できるよう、
日頃から備えておきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました