今回は、夏をテーマにした俳句と短歌を、きれいな料紙に、一人一人かなの作品を書いてもらいました。共通の課題は、松尾芭蕉の俳句「しずかさや」(※下写真左)と百人一首の短歌「風そよぐ」(※下写真右)です。この2つの他に、希望された方にはプラスワンとして、百人一首の中で書いてみたい短歌のお手本をお渡ししました。
前回の講座では、連綿について説明したので、今回は使われている文字や文字同士の響き合いについて、時間をとってお話しさせてもらいました。上の課題の手本は、赤線で囲まれているのが漢字、青が平仮名、他は変体仮名という、色分けになっています。まずは俳句や短歌の世界を理解する第一歩として、意味ありげな漢字を読み解くことで、詠み手の思いを感じてみようという内容でした。
ということで、LETS書道!
次回のかな講座【秋】は…
9月29日(木)9時半から、厚別西地区センターで行います。
そして、新たに…10月6日(木)9時半からもみじ台管理センターで、初心者の方々を対象にした、かな講座を計画しています。
両日とも、時間に余裕をもって終われるように、開始時刻を30分早め、9時半からにしています。