大阪でも何度か揺れましたが、

 

石川にお住まいの皆様、

地震の被害は大丈夫でしたでしょうか。

 

 

あの耳に嫌でも残る独特の警報音は、

何度聞いても慣れませんよね。

 

天気も雨続きでなかなか気分も晴れないと思います。

 

 

家の中が散らかるだけでも気が散るのに、

余震の心配があるというのは本当に落ち着かないですよね。

 

 

怪我などしないように、

倒れやすいものはしっかり固定して下さいね。

 

 

休める時は休んで

必要以上の心配をなさらないように、

 

そして一日でも早く安心して過ごせるように、

心の底から祈っておりますからね。

 

 

 

 

昨日は金ローのカリオストロの城を見ながら

何度も緊急地震速報が流れて心が痛かった、

 

どうもこんばんは私です~!

 

家で育てて初めて咲いたチューリップ・

アンジェリケを贈ります

 

 

 

 

、、さてうさぎのぬいぐるみ花

 

安定的に頂くご質問の中に、

 

「今読んでる本ってありますか?」

 

「何かお薦めの本ってありますか?」

 

というのがあるのですが、

....これ過去記事に何度か書いているのだけども

 

 

わし、

一番良く読むの漫画もしくはpixivなんだなぁ、、!!!

 

 

 

 

そしてご質問の真意は

 

今読んでてお薦めの(引き寄せや潜在意識関連の)本はありますか?

 

って事だと思うのですが、

 

わし、そんなに頻繁に自己啓発コーナーの本をチェックしてる訳ではないのだなぁ~~~!!!!!!!

 

 

最近買ったの料理本ばかり

(だがしかし作ってはない)(作るとは言ってない)

 

 

 

 

 

今ブログで書いてる事や

私の脳内を作り上げたのは、

 

もちろん意識や潜在意識の本からの

影響も大きくありますが、

 

好きな作家さんの随筆や小説から

そのエッセンスを頂く事も多いです。

 

 

 

 

例えば、

 

前回書いた記事は

長々書いた割に超はしょって言うと

 

 

「現実とは出来事の事ではなく、

自分の心の感じる中にある」

 

「自分の心は一番最初の現実と捉えている」

 

 

って言葉に要約されるのですが

 

★★★

 

 

 

 

この考えは、

作家・森茉莉さんのエッセイ

<贅沢貧乏>に出てくる一説に影響を受けています。

 

(森茉莉さんは明治生まれで文豪・森鷗外の長女です)

 

 

---------------------------------------------

 

 

現実。

それは「哀しみ」の異名、である。

 

空想の中でだけ、人々は幸福と一緒だ。

 

私は現実の中でも幸福だ、

という人があるかも知れないが、

そういう人は何処かで、思い違いをしている。

 

現実に幸福な人間が幸福を感じる時、

その幸福感は、

その人間の空想の部分の中に、

少なくとも空想の混じりあった所に、

存在しているのであって、

決して現実そのものの中には存在しないのである。

 

 

(~中略~)

 

 

ビフテキをナイフで切ってたべるということは

「現実」であり、

ビフテキ自身も「現実」であるが、

 

ビフテキを美味しいと思い、

楽しいと思う心の中にはあの焦げ色の艶、

牛酪(バタァ)の絡みつき、

幾らかの血が滲む薔薇色、

なぞの交響楽があり、豪華な宴会の幻想もある。

 

又は深い森を後にした西欧の別荘の、

薪の爆ぜる音、

傍らで奏する古典の音楽の、静寂なひびき、もあるのである。

 

 

(~中略~)

 

 

 

魔利は何とかして、

自分の頭の中にある夢の部屋の存在(エキジスタンス)を、正当化しようとして、こんな意見を引っぱり出して来るので、あるらしい。

 

《夢こそこの世の真正の現実。そうして宝石》

 

 

「贅沢貧乏」P.14~P.15

 

 

---------------------------------------------------

 

 

 

 

、、、どうでしょう皆さま、

 

 

もしかしたら貴女も

魔の中学二年位の頃、

 

「鎮魂歌(レクイエム)」とか

「瑠璃色(るりいろ)」とか

「刹那(せつな)」とか

「空蝉(うつせみ)」とか

「泡沫(うたかた)とか

「凱旋(がいせん)」とか

(あぁぁぁぁぁもうキリがねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ)

 

....なんちゅーかこう、

 

やたら難しい漢字や

ルビを付けたくなる時期はありました、か....!??

 

 

 

....だとしたらきっとあなたも、

「森茉莉の耽美ワールド」の魔法にかかれる筈です!!!

 

上記リンク先からよければ甘美な森茉莉ワールドに

どうぞ足を踏み入れてみてくださいませ、、!

 

 

 

「贅沢貧乏」は昭和35年に発表された本で、

 

森鷗外の著作権が切れて

印税収入が得られなくなったため

木造の古いアパートで執筆された本ですが

 

森茉莉さんの《空想の魔法》の手にかかると、

 

どんなに古い部屋でも

たちまち巴里(パリ)の

お洒落なアパルトマンに早変わりするのです。

 

 

 

色褪せた布団も、

ガラスに入れたアネモネの花も、↓

 

 

--------------------------------------------

 

花弁を上向けているアネモオヌの深い皿。

 

咲いていることにもう倦きているような、

物憂い薔薇色、黄色、

ミルクを含んだ橙(オレンジ)、濃紅。

 

アネモオヌの美女達は、

この天使のついた燭台(スタンド)の光の中でこそ、

魔利に深い夜の夢を、見せるのだ。

 

(贅沢貧乏 P.14~)

 

-----------------------------------------------

 

 

 

目の前には例え古い部屋が広がっていても、

 

自分専用の魔法の空想フィルターがかかると

どんな場所にいてもお城に変身できるのです。

 

 

「100万回生きたねこ」の作者・

佐野洋子さんも自身のエッセイの中で

 

 

 

私は森茉莉から沢山のものを学んだ。

 

幸せで美しい世界は存在するものではなく、

自分で勝手に創り出すものである。

 

もうそれは、

事実がどうであれ強引に創り出すものであって、

 

それが出来る魂を大切に大切に

手入れをしなくてはいけないという事であった。

 

そしてそれは、

耐え難いこの世を生き抜くためには、

お金よりも色恋よりも

絶対の必需品であるという事である。

 

私も自分勝手に安物のガラスを、

ヴェネツィアの海の色、

ボッチチェリの春の色と思おう。

 

 

と記しています。

 

 

 

 

《夢こそこの世の真正の現実。そして宝石》

 

この言葉から私は、

どれほどの力とインスピレーションを貰ったでしょう。

 

 

その一生色褪せない宝石の力を

発揮して生きれる夢の世界(現実)は美しいと、

 

今の私は身に染みて実感できています。

 

 

★★★

 

 

森茉莉さんの本を読む時はたっぷり淹れた紅茶と、

長崎堂のクリスタルボンボンを用意したくなります

 

 

 

 

そ☆し☆て!

 

 

これは何度か過去記事に書いていますが、

大阪の女流作家・

田辺聖子さん(1928~2019)も大好きです。

 

 

 

彼女の小説もエッセイも

たくさん読んでいますが、

 

「歳月がくれるもの 

まいにち、ごきげんさん」

 

という本は

胸がときめくフレーズでいっぱいです。

 

 

 

 

 

 

この本の中で

「好きなものには溺れよ」という章があるのですが

 

 

--------------------------------------------

 

好きなものには溺れなさい。

 

役に立つかどうかなんて後回しでいいから、

とことん好きになって味わい尽くすこと。

 

憧れはその人を育てます。

 

先が見えなくなったとき、迷ったとき、

そうして溺れたものがきっとあなたを助けてくれますよ。

 

-----------------------------------------------

 

 

この「好きなものには溺れていい」という言葉も、

私に生命力を注いでくれた大切な言葉です。

 

 

例えば、です。

(今から無理やり引き寄せっぽい事言うやで!!!)

 

 

これが欲しい、

あれを叶えたい、

 

つまり願望実現したい対象があって

「〇〇を目指している時」というのは、

 

「〇〇から逆に離れてしまっている時」でもあります。

 

 

★★★

目指している時って逆にゴールから離れてしまうねんなぁ

 

 

★★★

なんか今日過去記事ばっか貼り付けてるなぁ、超すまんなぁ

 

 

 

 

素敵なパートナーが欲しい、

 

お金がたっぷりある豊かな生活がしたい、

 

綺麗に美しくなりたい、

 

人間関係の悩みを解消して

必要とされる自分になりたい...

 

 

 

この、

 

「そうなりたい(不足からの願望)」は

「そうなりたい状況を生み続ける」だけだから、

 

「既にそうなってる現実」は探さなくていいから

「既にそうなってる気分」を感じればいいやで

 

ってのがHY(引き寄せ)業界の

言い分なのは、もう皆さまご存知ですね。

 

 

....が、

理屈は分かるけど

 

「いやだから現実が伴ってないと気分なんて感じられねぇっつってんだろ(~真顔を添えて~)」

 

って堂々巡りになるんだよなぁ、俺ァわかるで、、!

 

(でもこういう堂々巡りを、

前半の森茉莉さんは華麗に断ち切ってて

私はそういう先人達の言葉を己の血肉に変えてきました笑)

 

 

 

 

「そうなりたい」と目指してる時は

「そうなってる」と離れてしまうから、

 

「ある」を探す!感謝して瞑想!

 

アファやイメージングでレッツ充足洗脳!

 

自愛や内観でどんな自分も許しまくる!

 

 

、、、で!!!????

 

どこまでやったら叶うの!!!???

いつ幸せになれるの!?

 

 

 

こういうメゾットや「情報自体」に

振り回されてる自覚がある時は、

 

「こうなりたい(これを叶えたい)」を、

単純に「好き」に変えたらいかがでしょう。

 

 

 

 

~Before~

(~情報やメゾットで頭ガチガチなワイ 恋愛編~)

 

気の合う彼氏が欲しい、

ゆくゆくはパートナーになりたい、

 

あの人と付き合いたい、

でも連絡返ってこないし嫌われてるのかな、

 

結婚したいけどもうこの歳じゃ無理かも、、、

 

 

あ、またエゴの声に呑み込まれてた!

「既に叶ってる自分」に戻らないと!

 

現実を見ないで自分の内側に篭ればいいんだよね、

そうすればいつか現実も動くんだよね!?

 

 

 

 

~After~

(自分の好きに正直になって身軽なワイ編~)

 

彼氏欲しい!

イケメンすき!

好きな人とラブラブチュッチュするの好き!

好きな人と過ごす時間だいすき!!!

 

あの人すき!

あの笑顔しゅきぃ.....!

 

は~~~~思い出すだけですき、

あの人も私も尊い、すき、、、!

 

何歳になっても好きな人との暮らしを望む私可愛い!

その望みを大切にできる私すき!

 

 

 

 

~Before~

(~ほんとはお金大好きだけど望むのがもはや恐くなってるワイ編~)

 

お金欲しいけど特に好きな事や

やりたい事もないし、

別に得意な事と繋げなくてもいいから

札束だけ降って来てほしい、、

 

会社辞めて嫌いな上司と縁切って、

楽して金だけ欲しい、、

 

でもこんな事願ってる金持ちなんていないよなぁ、

みんな清く正しく美しくビジネス展開できていいなぁ、、

不労所得が欲しい、、

 

 

~After~

(~お金に正直になった身軽なワイ編~)

 

札束すき!

お金だいすき!

諭吉しゅきぃ、、!

栄一もだいすき!!

 

豊かさがしぬほどすき!

ラグジュアリーって語感がすき!

 

広くてゆったりした空間もすき!

なんでも自由に選べる感じもすき!

心が華やいだり、ときめく感じもすき!

 

「不労」って言葉のニュアンスもすき!

自由で心が安心するこの私の感覚がすき!

 

 

 

~Before~

(~美の尺度に自分以外の基準が介入し過ぎてて

鏡を見る度しんどくなるワイ編~)

 

夏までに痩せたい、

半袖になると二の腕も出すから

もっと引き締めたいし、綺麗になりたい。

 

可愛いって褒められたいし、

もっと美しくなりたい。

 

若々しくて健康的な私でいたい。

 

美って「もっと、もっとそうなりたい」が

際限なく溢れてきて欲が収まらない。

 

世間には細い子や可愛い子が溢れてて、

どこまでいっても自分に満足も納得も出来ない。

 

 

 

~After~

(~シンプルに自分の美の哲学が好きで貫くワイ編~)

 

ヘルシーがすき!

身軽な身体がすき!

でも食べるのもすき!

 

綺麗が好き!

美女がすき!

可愛い子もすき!

私の世界に現れてきれてありがとう!

あなたの”可愛い”を参考にさせてくれてありがとう!

目の保養しゅきぃ、、、!

 

”美しい”って言葉の語感自体がすき!

美しいって感じてるわたしが一番美しくてすき!

 

健康がすき!

動いてくれる私の手足すき!

 

自分の身体に感謝できる私のこの感覚がすき!

 

 

 

~Before~

(~人間関係で頭でっかちになるワイ編~)

 

もっと職場で必要とされたいし、

先輩とも仲良くなりたい。

同性にも異性にもモテたい。

 

でもあの子の方が飲み会にも誘われてて、

大して仕事もしてないのに好かれてる感じがして悔しい。

 

あ、嫉妬する気持ちは駄目だ、

ますます気が重くなるから早めに手放さないと、、!

 

与えたものが返ってくるから、

もっと愛を与えられる自分になろう。

 

来週末の「溺愛され女子になれるセミナー」、

高額だし怖いけど、、行くだけ行ってみようかな。

 

 

 

 

~After~

(~好きを爆発してて幸福感溢れるワイ編~)

 

この職場すき!

先輩すき!

男の子も女の子もみんなすき!

 

あの子の好かれ方素敵!

参考にできる私素直で素敵!

 

親切な私すき!

いっぱい与えようとしてる私すき!

 

溺愛って言葉すき!

この言葉に乗ってるハッピーな感じがすき!

 

愛されてるって感じる胸から溢れ出すときめき感がすき!

 

 

 

 

どうでしょう皆さま、

 

「そうなりたい(でも現状そうなってない)」を

「そうなってる状態が私は好き」に変換すると、

 

不足感から嬉しい感じに、

心が無理なく勝手にシフトしていきませんか?

 

 

 

「そうなりたい(だって現状そうなってないから)

 

を、ただ、

 

「それが私は好き!」

 

に変換する。

 

 

 

「それが好き!って変換したら

叶いやすくなるって事ですか?

早く現実変わりますか??」

 

 

....いいえ、

「叶いやすくなる」というより、

 

「好きに浸る事で気持ちの変化を感じられる恩恵を、ちゃんと味わおうぜ」っていう提案なだけ、です。

 

 

だっていくら外の現象だけ叶っても、

 

それを味わって喜ぶ心の感受性がなければ

この世は地獄だと思うからです。

 

 

 

 

田辺聖子さんもこう言っておりますよ。

 

 

-----------------------------------------

 

きれいなものに

心動かされたときはそれに溺れた方がいい。

 

好きなものがあるというのは、

なんて幸せなことか。

 

何を食べても分からない、

何を読んでも面白くないというのは地獄よ。

 

大好き大好きっていうのが最高の人生、

どんなときもそれを覚えておきましょう。

 

---------------------------------------------

 

 

 

あなたがまだ幼かった頃、

好きなものや人を好きだと感じている時

 

「こう感じていたら何か得する事ある?」

 

「好きって感じてたら現実もよくなる?変わる?」

 

「私が好きって感じる事で何か意味あんの??」

 

とは、

おそらく感じてなかったはずです。

 

 

 

「好き」の力は、強いのですよ。

純度が宝石ぐらい高いものですもの。

 

 

《夢こそこの世の真正の現実で宝石》なら、

あなたの生きる夢のような現実世界を

好きで埋め尽くしてくださいね。ダイヤモンドピンク薔薇キラキラ

 

 

 

 

それでは皆さま、

どうぞ心地よい夜をお過ごしくださいうさぎのぬいぐるみコーヒー

 

忖度0、純度100の「すき」には堂々と浸かろう

 

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