イマヌエル•カント 名言集
(1724 ~ 1804 / ドイツ古典主義哲学者)

📗成功に至る第一歩は、自分が何を望んでいるかを見つけ出す事でしょう。
それがはっきり わからないうちは、何を期待してもダメでしょう。


📗人生の苦労を持ちこたえるには、三つのものが役に立つ。
希望 、睡眠 、笑い。


📗笑いは消化を助ける。胃酸よりはるかに効く。


📗純粋な喜びの一つは、勤労後の休息である。


📗幸福とは理性の理想ではなく、想像の理想である。


📗自ら蛆虫のように振る舞う者は、踏みつけられた時 泣き言を言ってはいけない。


📗徳にとって先ず要求される事は、自分自身を支配する事である。


📗生きている間、ずっと幸せである必要はない。しかし、生きている限りは立派に生きるべきだ。


📗努力によって得られる習慣だけが善である。


📗善行は他人に施すものではない。
善行というのは義務なのだ。


📗存在するとは、行動する事である。


📗苦しみこそが活動の原動力である。活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。


📗真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくにないものである。


📗友情関係は同等である。


📗無責任とは良心の欠如ではなく、自らの判断を変えない事に固執する事である。


📗未熟さとは、他人の指導無しでは、自分の知性を使う事ができない事である。


📗恩知らずとは、卑劣さの本質だ。


📗高慢な人は、常に心の底では卑劣である。


📗法律においては、他人の権利を侵害する時には罰せられる。
道徳においては、侵害しようと考えるだけで罪である。


📗宗教とは、我々の義務の全てを、神の命令と見なす事である。


📗あらゆる宗教は、道徳をその前提とする。


📗自然にある全てのものは、法と共に行動する。


📗人格を手段として用いてはならない。


📗自分の振る舞いにおいて、自分をより重要な人物と比べて、その仕方を「模倣する」という事は、人間の自然な性癖である。


📗教育は、人間に課す事のできる最も大きく難しい問題である。


 📗哲学は学べない。学べるのは哲学することだけである。


📗全ての知識は経験に基づく。


📗経験のない理論は、単なる知的ゲームに過ぎない。


📗人は人によりてのみ 人となり得る。


📗互いに自由を妨げない範囲において、我が自由を獲得する事。これが自由の法則である。


📗動物に対して残酷な人は、人間関係においても容赦ない。我々は、動物をどう扱うかによって、その人の心を判断する事ができる。


📗よく見なさい。美とは取るに足りないものかも知れない。


📗📗📗後記
読んで下さってありがとうございました。
カントは、日々の日課をキチンと決め、時間を厳密に守り、その生活習慣を生涯崩す事がありませんでした。その為、カントが散歩している姿を見るや、人々は時計の針を合わせたという有名なエピソードが残っているほどです。時間の大切さをよく知っていたのですね。
名言の中にもありますが、「義務の全てを、神の命令とみなす事である」という心構えで、1日1日を丁寧に送っていったのでしょう。見習いたいものです。
しかし、一見 非常な堅物に思えるカントですが、人との交流も大事にし、ネコ等も10匹位 飼っていたということです。とても真面目で、厳しいけれども優しい方だったように思えます。皆さんはどんな印象を持ちましたか?🌷