5/15にやったことの記録です。

この日は、超久々にお椀の錆付けとヘラ作りをしました。


<ヘラ作り>

通常は、天然木のヒノキのへぎ(柾目)やアテ、

練りベラではチシャ、(木曽ではあまり使わない)マユミを使います。

が、お邪魔している職人さんは、人工林を使用してます。

・天然の特性

しなり、粘りがあって使いやすいが、摩耗しやい。

・人工林の特性

堅いので摩耗しにくい。



会社員パー子、漆と戯れる。-カーブ用ヘラ
今回は、椀の内側を錆付けするので、椀のアールに沿った形状。


会社員パー子、漆と戯れる。-ヘラの断面
ヘラの先端の断面。


左側(内側)がやや薄く、右側(外側)はより薄い。

右側が薄いのは、錆を配るときに、上手く錆が逃げる(溜まるのを防ぐ)ようにするため。

(通常のヘラだともっと内側、外側の厚みの差がもっとある。)



会社員パー子、漆と戯れる。-椀

このお椀たちの内側を錆付けしました。


木曽地方では、木曽錆玉というものが組合で販売してあり、山科の砥ノ粉より鉄分が多く目がやや粗いです。

なので、

漆:砥ノ粉=1:1  のところ

漆:木曽錆=4:6  で合わせます。


京都では、山科の砥ノ粉のままでは弱いので、地の粉の三偏地を加えます。乾きが早く強くなるので

混ぜて使うみたいです。(間違ってたらごめん)


錆は漆とよく練って、うっすらと照りが出るといい状態。


ここまでは、割と上手く行きましたが、ヘラ配りが大変!

均一にムラなく配るのは、難しい・・・。

ほぼ、駄目だし食らいました・・・orz



職人さんいわく、下地が命!!ヘラ作りと、ヘラ配りがうまくいけば8割は上手く仕上がる!


だそうです。


精進しますグー


ではでは。