卒業公演、本当にお疲れさまでした!、いやあ本当に楽しかった!楽しかった!今まで、先輩達がひいひい言いながら、長編の脚本演出をやってるのを見続けてきたってのもあって、(今、きたって打ったら一番に「木田が」が候補に上がったのエモい)どうなるのかなとか思ってたんですけど、終わってみるとやっぱり楽しかったなあってなってます。
とはいえこんなに楽しいと思えたのも、当然色々な方々が支えてくれたお陰であるわけで…本公演、脚演として後にも先にも見ない大罪を犯し続けました。拘束期間に入っての、脚本の変更だったり(しかも、何度も)、細かい演出をつけはじめたのが拘束に入ってからだったり、衣装変更したり、音響変更したり…言い出したらキリがない…。こんだけヤラカシテも、卒公だからとついてきてくれた、後輩達と同期1名には感謝しかないです。
そんな感謝の気持ちを、1人1人書いていこうかなあと思います。ぼーっとしたい時とかに読んでください。まずは、裏方から!
宣美のドン
稽古序盤の話し合いのとき、例の看板と、結構ボンヤリとしたイメージしか話してなかったのに、ものすごいスタイリッシュなビラになってて、(もちろんいい意味で)思わず笑ってしまったことを未だに覚えてる。あのスタイリッシュさに騙された人は、きっと沢山いたと思う。本当にいい仕事してくれたと思う。
舞美のドン
雲!本当にすごい!確か私、雲描くことに関しては、何も言ってなかったのに、フラッと作業室覗いたとき、本当にうちのサークルか?!って思ったのを覚えてます。他にも、パネル作りや、拘束期間での腕作りと、その全ての仕事が早く、助かりました…。拘束期間も暇な時に来てもらったりと、頭が上がらねえ…
暗幕姉さん
致命的なほど、暗幕作成の知識が乏しかった私にとって、この人がいなかったら、仕込みは成り立たなかった言っても過言ではない…カーテン裏の60.40.60のやつは完全に考えてなかったやつなので、すげえなあと思った。助かりました。
ブラボネキ
ブラボについて何にも言ってなかったのに、いきなり通しの最中に、視界に入ったときは、二度見した気がする。マジでクオリティ高かった。これからもブラボ量産してください。あ、あといい感じのカメラ買えたら、ニゲキの写真いっぱい撮ってください。楽しみにしてます。
サングラスニキ
箱馬の板張りや、いつもの懐中電灯や、でもやっぱり一番は風呂までの道のりで2人で、PCのスペックの話をしたのをめっちゃ覚えてるな…買い換えないと…何より、前回の公演で参加すること自体渋ってるみたいな話を聞いていたので、参加してくれたのすげえうれしかった。総括での注意もかっこよかったよ。あれは大事。
次期学部長
舞台のグッズのほぼ半数くらい(?)あなたのグッズで埋め尽くされていた気がする。本当に助かった…カセット大分重かったろうに…プロマイド配布の提案も大分熱かった。あれのお陰で大分客席が暖まったと思う。しばらく内のバカはそっちに顔出すと思うので、たっぷり弄ってやって下さい。
オペ2名!
音響オペ
大分指示細かかったし、何ならこっちの気分とかで変わってた(?)気がするから(特にカノン)それに淡々と対応してて、あープロだあとか思ってました。後、何と言っても拘束期間入っての音響の変更!自分が音響だった時に、1回経験したことがあって、それが故に今回避けたいなあと思ってた事案だったんだよなあ…でも良いですよー嫌な顔見せず、夜通しに間に合うよう、音を入れたくれたことは本当に感謝です。
マジでプロです。
照明オペ
飛び入り参加本当にありがとう!!あなたが出なければ、あの変態も生まれなかったかもしれないので、あなたも、立派な共犯者です。まあまあ難しめの指示を出していた気がするんだけど、本番でバッチリ対応していて、グッドだあと思ってた。後、一緒に稽古してるとき、ふんわりと、ハマザキの演出悩んだ時間、楽しかった。何やかんや麻雀行こうとか言いつつ、行けてないから行こう!
役者!!
カズヤ
いやーセリフ覚えるの本当に早いよね~理解できない速度だったよね~マジで今まで見てきたニゲキ員の中でも一番だと思うから、セリフのスピードスターとか名乗るべきだと思う。(ちょっとダサいな)正直またこんな役かあみたいなことは絶対思うんだろうなあとか、思ってるかもしれないけど!しれないけど!!やられ役が映えるんよ…あんた…そこはごめんねえ…でも寄生獣パーカーも、ガリレオの眼鏡ぶっ飛びも、天丼放置プレイも、そして何より、疑似全身タイツも、あなたの自分の役に対しての遊び心が有ったからこそ生まれたアドリブであり、笑いだと思ってるから、もう一度似たような役を回されたときは、その遊び心、大切にして欲しいなあと思ってます。
舞の海
言ったかもしれないけど、初期段階でSM嬢になることは確定していた分、こっちもある程度のイメージをしてから稽古の初日を迎えたんだけど、実際に聞いてみたとき、想像以上にハマっててクソワロスでした。その後、買ってきた蝶の仮面も、ムチも似合いすぎてて、マジワロスでした。セリフを話すときの動きとして長めの腕を使って、話すあなたの演技が好きでして…、強調したいところを程よく強調しつつ、とはいえ、被せ台詞でも他のセリフの邪魔にならない感じが見ててちょうど良いなあとか思ってました。技術だねえ。後、あんまり舞台監督として、あなたにはざっくりと書類ごとしか教えられなかったのは申し訳ない…多分今後やるなら、ヤツがいるからそいつを頼ってください。説明力、高めです。
カナコ
声から演技からしっかり喜怒哀楽を分かりやすく感じるの本当にすげえなーって思ってます。いや、もしかしたらめっちゃ普通のことかもしれないんだけど、自分じゃ絶対出来ないなーとか思って見てました。後、あなたのすっとやるアドリブ!役柄もあるかもしれないけど、クールだなあと思ってました。あのキャラ自体、モトネタがあって、稽古を重ねるに連れ、段々そのキャラっぽくなっていったのを見て、喜んでたりもしてました。多分、あなたは舞台監督継続濃厚演出が出ていたのにも関わらず、あまり仕込みバラシの流れを教えなかった気がする…これはかなり教え方が悪かった私のミスなので、許してくだせえ…多分ヤツの方が教え上手なんで、ヤツに聞いてくだせえ…
ハマザキ
今作品の被害者であり、多分皆の笑いをかっさらっていったやつ。いやー本当にあなたの良い声と変態演技(?)がこんなに最高の化学反応を起こすとは…大分あなたの演技には助けられました。あの声の感じもこっちから何も言わずとも、拘束期間の稽古でいきなり出したときは、「おっ殻破ってくれた!」と喜んだり…後カノンね、タイミングが難しかった上に脚本、演出としてもあまり明確な答えを持っていた訳ではなかったってのもあって、手探りだったが故に何回も稽古させちゃったんだけど…まあスポットに照らされたあなたの意味不明な行動は、ちゃんと輝いていたので、結果オーライ…だよね?次出てくれるのはコントライブだっけ?別の変態、期待してます。
木田
こんなに難しい役多分見たことないし、多分今まで、自分がいた時のニゲキにはこんな役無かった気がする…やっぱりタイムリープものには多重人格者欲しいなあってなった時に、こういう時頼るなら、あなただなあと思い、役を振った記憶があります。いや、マジですげえよ、役を3つやること自体すごいし、全部ホームラン級のアドリブぶちこんでくれたし、こっちの一人称の脚本ミス、すっと直してくれるし、何なら出来すぎててちょっと引いてました。拘束期間に入ってから出番を一気に減らしてしまったり、脚本を変更したりと…多分私の脚本の別の意味での一番の被害者であるにも関わらず、嫌な顔見せず前向きにやってくれる姿には本当に助けられました。
代表
お疲れい。体力的には一番しんどいんだろうし、まあ前半部分は特にね、本当によくやりきってくれたよなあと思ってる。何でもやる!って言ってくれたお前にしか渡せない役だったよ。タバコ止めたいとか言いながら稽古終わりの外濠で、スパスパしてるお前をもう見れないんだなあとか思うと一抹の悲しさはあれど、よく考えたら、ただの受動喫煙だもんなあ…まあいいや、ここまで書いたけど多分お前に言いたいことは全部お前の目の前で言ってるし…って思ったけど、1つだけこの公演に関する後悔があったことを思い出したわ。お前のキャラで俺が満足がいく爆笑がとれなかったことだわ。普段、説明キャラとかやっている分、最後くらい同期が爆笑をかっさらっていく姿を見てみたいって思ってたからこそ、最初ドMのキャラをお前スタートにしたり、動きがうるさくしたりと、最初の大部分のボケがお前だったり、旧木田だったのはそういうことだったんだよなあ。うーん脚本、演出って難しいな。でも、お前が主人公できて、満足してくれてるならそれもよし!
いやー感謝を伝えるって難しい!てか感謝どころか一部賞賛みたいな感じだった気がするけど、それもそれでありってことで…皆さんのお陰で気持ちよく卒業できそうです。まあどうせどっかで誰かと遊ぶんだろうけど…取り敢えず、
楽しかったぞ、ニゲキ!!!
「ニゲキの先輩への恩は笑いで返せ」
1年生の時に聞いたこの4年生の言葉が、ずっとこの脚本に携わっているときに、楔のようになって離れませんでした。自分は今本当に誰かを笑わせられるような脚本を書いているのだろうか、そんなことをずっと考えながら、稽古期間、ずっと過ごしてました。正直結構投げたしたり、現実逃避したりしてました。でも結局どう足掻いても逃げられないこの脚本演出という立場に対して、やり場のない辛い感情をずっと抱いてました。先輩達に恩返しをしたいという気持ちも次第に、「投げ出すな、面白いものを作れ」という只のプレッシャーに感じるようになりました。本当に面白いものって何だろうとそこから自分でも何を書けばいいのか訳が分からなくなっていました。そこで気づいたんですよね、俺、この脚本書いてて笑えてるか??って。そこで産まれたのが、ハマザキというイカれたやつでした。それまでは世代で笑わせにいこうとか、他の演劇サークルで盗んできたやつ使おうとか思ってやってたけど、そんなやり方だからこそ、自分が楽しくないし、何よりお客さんが笑えるビジョンが見えないんだなと気づけた瞬間でした。結果的に一番の爆笑を取れた彼は、あのSMサークルの代表は、私の中で、一番忘れないキャラになると思います。
さて、実は私、同期の中でも、一番の臆病者で、甘えん坊だということはご存じですか?こんなに卒業公演のブログが遅れたのも、これを書き上げて投稿してしまったとき、卒業を実感するのが怖かったってのが理由だし、役者パワー及び裏方パワーに沢山甘えて、脚本提出を大幅に遅らせたりと…まあその他諸々。卒業を実感するっていうのは、本当に辛いです。もう二度とあの舞台で演技(ってか俺の場合おふざけ)が出来なくなるし、稽古終わりにしょうもないこと話ながら外濠で終電までだらだらするあの時間も、もう二度と戻ってこない。はあ卒業したくねえなあ、辛い。もし、あの机だしの時、イチゲキが精力的に活動していたら、間違いなくイチゲキに入っていただろうし、そしたらもっと別の思い出が生まれていたのかもしれない。それでも、このサークルを選んだ自分を誇りに思ってる。このサークルに入れて良かったと本気で思えてる。こんなにも自分自身や他者の表現に向き合ってくれる人がいて、こんなに沢山の思い出を4年間で作り上げることができるサークルなんて他にないし、別れることがこんなにも辛くなるサークルもきっとここだけ…最後にこんな臆病者で甘えん坊な自分に関わってくれた全てのニゲキ員に感謝を言わせてください。
皆!!!
ありがとう!!