内転筋の負担が大きい歩き方では、



股関節だけでなく、



膝下にも痛みが出やすいです。



正確にいうと、膝の下よりやや内側ですね。



いわゆる鵞足炎(がそくえん)や



膝蓋下脂肪体炎(しつがいかしぼうたいえん)と言われているものです。



昨日お話した歩き方の意識もそうですが、



パターン別のエクササイズである



NーEX(ネックス)をお勧めします。



どのNーEXで楽になるかはわかりませんが、




前屈が一番変化しやすい運動が効果的です。




その効果的な運動で使う筋肉と反対の作用を持つ筋肉はストレッチして下さい。




例えば、膝を伸ばす太腿を前に持ち上げるパターン2の方であって、




太腿を前に持ち上げる運動で



前屈が大きく変わった場合、



腿上げのような運動で痛みが楽になる場合が大きいです。



そうなるとストレッチする筋肉はお尻の筋肉ということになります。



腿上げには股関節の腸腰筋(大腰筋でも構いません)を使いますので、




反対の作用を持つ大殿筋は伸ばした方が良いです。



そうような自分に合った運動とストレッチをすることによって歩くときに



自然と足のつま先まで効率的に体重が乗りますので、




内転筋や膝下のやや内側を痛める動きは出にくくなります。



太腿の太さが違うのは、



ご本人として気になると思いますが、



自分のパターンにあった運動をすれば



改善される可能性も十分にあります。



また、いくら太腿の太さを同じにしようと運動しても、



自分に合っていないパターン筋肉をつければ、



痛みは引かないどころか、強くなる場合もあります。



まずはパターン別でどの運動が一番前屈が柔らかくなることが実感できるかを



試して下さい。



もちろん、その実感出来る箇所が



上半身である場合もあれば、



下半身である場合もあります。



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