なぜ、膝の痛みが出る方は、
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えるようにと言われてしまうのでしょうか?
これにはカラクリがあります。
膝の痛みがある方は、
膝を曲げて歩くことが多いです。
膝を曲げて歩くということは、
実は大腿四頭筋を過剰に使ってます。
大腿四頭筋は膝を伸ばす筋ですが、
歩くときは、膝が過剰に曲がるのを防ぐために働きます。
膝がの曲がりが大きいほど、
大腿四頭筋は頑張って働くのです。
その頑張って働いている筋肉の筋力を計測すると、
当然筋力は発揮できませんので、
大腿四頭筋の筋力は弱いと判断されてしまいます。
でも、待って下さい!
大腿四頭筋は頑張って働いているから、筋力計測で本来の力を発揮できないだけなのです。
これは筋力が無いのとは全く違います。
しかし、研究としては、
膝が痛い人=大腿四頭筋筋力低下(大腿四頭筋が頑張っているので・・・)
と、されてしまいます。
実際は大腿四頭筋が頑張って働いているから筋力が発揮できないだけなのに・・・(涙)
頑張っている筋に対して、「疲労して力が発揮できないから、もっと死ぬ気で頑張りなさい!」
って言っているのは、
すっごく仕事で頑張って疲労している人に対して、
「疲れて仕事の能力が発揮できていないから、休日である土日も頑張って仕事をしなさい!」
と言っているのと同じことです。
休ませてあげて下さい(笑)
こんな風に、
研究データが出ているからと言って、
解釈を間違えれば、
辻褄が合わないことになってしまいます。
このように間違って解釈されていることはいっぱいあります。
残念な事です・・・。
