２日、住宅金融支援機構の発表によると今月のフラット３５の適用金利が“過去最低”を記録したとの事です。
最近の経済情勢の流れから、この結果は大方の予想通りでした。理由はともあれ、これから住まいを購入する方にとっては“良い知らせと”受け取って良いでしょう。
思えば住宅ローンの金利についてはここ数年の間“今が史上最低です”と言い続けてきましたが、こんどこそ本当に史上最低をむかえたのではないかと思います。
しかし、株価の上昇や為替が円安へのシフトのなかでの史上最低金利ですので、それほど長期間は続かないと思います。これからの数か月間が史上最低金利で借り入れするラストチャンスなのかもしれません。
既に住宅ローンを支払っている方は、全期間固定金利への借り換えをする傾向が強まっています。
フラット３５を取り扱うSBIモーゲージが偶然にも同じ日にアンケート調査の発表をしています。SBIモーゲージにおける直近3ヶ月（12月～2月）の対前年度比較において【フラット３５】への借り換え件数が顕著に増加（実行件数ベースで184.1%もの増加。）しているそうです。
フラット３５が史上最低金利だからといって、全ての人がフラット３５にすればいいという事でもありません。住宅ローンの選択については、これからしばらくの間、非常に悩ましい状態が続きそうです。
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