災害に強いマイホーム | マイホームコンサルタントHOCSのブログ

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不動産コンサルタント・ファイナンシャルプランナーが綴るブログです。

台風15号が各地で猛威をふるっています、被害にあわれた方、現在も


緊張状態にあられる方にお見舞い申し上げます。


と、昨日ここまで書いたところで、娘の通う大学の周りの公共交通


機関がダウンしたとの事で急遽大学まで迎えに行くことに


(一人娘なので甘やかしています、馬鹿親でスミマセン)。


娘の友人もついでに送っていくことになり、合計5時間のドライブになり


今朝は少々疲れ気味です。


送っていく途中、一部氾濫した庄内川を渡りましたが、たいへんな水量で


被害の拡大が心配です、被害地域はまたこれで不動産価格にも影響


が出るのでしょう。


どうもこれからしばらくは、災害に強いと思われる地域や設備の整った


住宅地が注目されるでしょう、昨日発表された基準地価もそういった点が


大きく反響される結果になっていました。


東日本大震災における被害が顕著だった地域の下落は想像通りでしたが、


その影響が関東地域まで顕著に表れました、湾岸地域の埋立地の


液状化が激しかった地区は10%程度も下落したようです。


経済的価値だけで住まいの不動産を選択するのは正しい方法ではない


と思いますが、現実問題として災害の不安のまったく無い地域に


住まいを設けるのはかなり選択肢が限られるので、ごく一部の人にしか


できないことでしょう、我々ができるのはそのような条件下であっても


出来る限り優良な選択をすることだと思います。


東日本大震災では大勢の亡くなられた方・行方不明の方がでられましたが


埋立地域で液状化の被害にあった家屋で亡くなられた方は一人も


いらっしゃらなかったようです、従来は液状化する地域は地震の揺れが


増幅されると言われていましたが、今回の地震ではどうもそうではなく


液状化によって振動が吸収されたのではないか、という見解もあるそう


です。


災害の際に最低限の基準ライン 「命を守る」 ということであれば


誤解を恐れずに言えば、液状化地域も恐れることは無いのかも


しれません、予算に制限のあるマイホーム取得に関しては、


自分なりの “基準” を持つことが重要です。