“ついに”というか、“やっと”というか不動産を購入するときに
交付される、重要事項説明書において反社会的勢力を排除する条項が
記載されることになりました。
同類の人を除き、反社会的勢力に属する人と一緒に住みたい人は稀でしょう、
それでも今までは、契約書類等で排除することは難しかったのです
（人権とプライバシーの関係かもしれません）。
でも私としては、10年以上も前から私が関わった不動産物件の販売の際には、
購入の意思表示をしていただく“申込書”に反社会的勢力の一員では無い旨の
誓約を一筆いれていただいております。
それが法的に有効かどうかはともかく、コチラ側がそういった姿勢を見せることが
重要で、何もしないよりははるかにマシです。
つい最近までは、大手業者もそういう姿勢はあまりオモテに出して
きませんでした、そう感じているのは私だけではないと思います。
自分の顧客を守る為に、小さな工夫を重ねていくことで効果が出るのであれば
大手業者こそ率先して行なって欲しいものですが、不動産業界は大きい会社
だからといって立派なことしているとは限らないのが実情だと思います。
そういえば最近は、芸能界も暴力団排除の動きが賑やかですね、
以前、大阪に出張したときに乗った、タクシーの運転手さんの言われていた
「あのスーツ着た、元ヤンキーの司会者の兄ちゃんはそのうち捕まるでぇ～」
この言葉、今頃理解できました、地元では既にカウントダウン状態だったのですね。