「うちの子にはこういうおやつは与えないで」


もちろんアレルギーなら厳重注意で管理しますとも。


ではなくて、駄菓子は嫌だとか、チョコレートは嫌だとか。


わかりますよ。虫歯のリスクありますからね。でも集団保育の場に求められても…。


添加物はダメとかビーガンにしろとか、何でもアリになっちゃうじゃないですか。


では何を与えろと?


個別対応はアレルギー対応まででしょう。


どうしても市販のおやつが嫌ならご自宅から持たせても良いのでは。


心疾患や腎疾患、糖尿病があって…となったら、もうご家庭でご持参いただくのが一番安全なのでは。


支援員が管理して当たり前じゃなくて、子どもにとって一番の安全策は通院という直接的に医療と繋がっている保護者が選ぶものでしょう。


そもそも小学生の補食とは。考えたことありますか。誰か教えてくださいよ。



手作りが正義でもありませんからね。


衛生管理上、保健所の指導のもと手作り禁止になっている所もありますよ。


そもそも手作りは、親が手作りしてくれるから子どもは親の愛を感じるんであって、他人が手作りしたものは感謝の意を知るということでしょう。


支援員が善意で無償で手作りすればいいというものではないと、個人的には思います。


どうしても手作りするなら、調理時間も勤務時間ですからね。材料費もきちんと予算組むんですよ。




「うちの子にはビデオ見せないで」

「うちの子には漫画は読ませないで」

それは支援員に管理させるものではありません。

そりゃアダルトを見ようとしていたら全力で止めますよ。

でも一般的に児童が見るジブリやコナン、ディズニーに何の害悪があるのか、筆者にはわかりません。

漫画もそうです。残虐なシーンやあからさまな性描写を見ようとしていたら全力で止めますよ。今じゃない!と。

鬼滅の刃とかチェンソーマンとか、グロいから小学生にはどうなのかなとも思いますけど、もう制御できるムーブメントではないですよね。

りぼんやなかよしなどの少女漫画は、中高学年ならむしろ読んでごらんと個人的には思います。

人を好きになる、好かれるための振る舞いって何だろう。

どう発言をすると相手はどう思うのか。

意地悪な子ってこういうのか。優しい子ってこういうのか。

他人との距離感ものすごく学べると思うんですけどね。

性についても、昔より子ども達は知っています。時折とんでもないワードを口にしますからね。

同性や異性に大事にされるってどういうことなのかなというのも少女漫画で多少学べますよ。

媒体として何を与えるかは、親も支援員もよく考えて選ばなければなりませんが、少なくとも学童保育所や放課後児童クラブにある程度のビデオや漫画を支援員がその子から強制的に奪うことは出来ません。

どうしても見せなくないのなら、やはり親と子どもとの間でよく話し合うことです。


「学校には行かないけど、親は仕事あるから学童には行かせたい」

学校に行けなくても行かなくても、その事象が起きているということは、子どもからのSOSです。

そのSOSに本当の意味で十分に向き合わずに、仕事だから、家に一人っていうのもよくないからと学童の空間に入れる。

相談とか話し合いとか、そういうことを重ねながら、その子にとって最善の選択として利用するなら良いのですが、親の意向だけでそうしてしまうケースがあるのです。

それでもその子が居心地良く過ごしてくれれば良いのですが、全然そうじゃないこともあって、本当にどうすることもできなくて、何とも言えない気持ちになります。