前回の記事で、学童保育を考える上でもメンタルヘルスが超重要だということを書きました。
…精神科医監修の学童保育所作ったらいいのになと思います。
一人ひとりのメンタルヘルスを維持向上することにフォーカスした学童保育所は、きっと放課後児童支援員にとって働きやすい環境になりますよ。
必要な機関との連携は大前提、保育士・教員免許保持者はもちろん、筆者のような看護師・保健師免許保持者、作業療法士や理学療法士免許保持者も参入しやすいかもしれません。
多職種の全うな倫理観道徳心のある大人が知恵を出し合えれば、神経発達症であろうともなかろうとも、共にどう関わっていくか、子どもも大人も一緒に考えていけますよ。
支援員のメンタルヘルスが健康なら、子ども達への適切な介入とは何かを常に考えることができます。
施設も清潔で児童密集にはならないでしょう。
そのような環境で放課後を過ごせたら、子ども達のメンタルヘルスも安定しますよ。
友達のあら探ししなくなるかもしれません。悪口や意地悪、減るかもしれません。勉強や読書に集中できるかも。毎日「あ~楽しかった!」と言って帰れるかもしれません。
心に余裕が生まれて、困ってる友達や下級生に優しく接してあげられるかも。
自分のことを安心して表現できるようになったら、神経発達症やグレーゾーンの子ども達の怒り大噴火で部屋を飛び出していくとか他者への暴言暴力とか、殻に閉じこもって出てこれないとか減るかもしれない。
子ども達のメンタルヘルスが安定すれば、家でも落ち着いて生活できるかもしれない。親が神経尖らすことも減って、仕事や日常で疲れている保護者のメンタルヘルスも落ち着くかもしれない。
我が子と共に過ごせる短時間を大事にできるかもしれない。
親との時間を大事にできたら、子ども達の心は満たされて、メンタルヘルスはもっと安定できるかも。自己肯定感を下げすに済むかもしれない。
それを積み重ねられたら、10代以降「生きづらい」なんて言わずに生きていけるかもしれない。
引きこもらずに堂々と、自分の人生を生きていけるかもしれない。
メンタルヘルスに着目すれば、学童保育における問題はほぼ解決できるかもしれませんね。
…誰に言えば実現してくれます?