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**本篇 3章ー4
《サンドマン — 夜を整える者》

 

森に夜が訪れると

世界はひとつ、深い静けさをまといます。

昼のあいだ、森は“音”で満ちています。

 

 木々のざわめき、土の響き、 鳥たちの羽ばたき

── それらが重なり合って、

森の形をつくっています。

 

 

 

 

 

けれど

夜になるとその音はゆっくりと弱まり、 

森は“眠りの層”へと沈んでいきます。

その眠りの層に ひとりの存在が現れます。

 

 

サンドマン。 

 

 

夜の世界を整える者であり

眠りの入口を守る者です。

 

 

 

 

サンドマンは

影のように静かで、 風のように軽く、 

けれど森のどの存在よりも

 “世界の変化”に敏感です。

 

 

森の音が乱れたとき、

影たちがざわめき、 

姿を持たない住人たちが息をしはじめると

サンドマンはそっと現れます。

 

 

 


 

彼の役目は 眠りと目覚めの境界を整え、

森が混乱しないように

 “音の流れ”を静かに導くこと。

 

 

サンドマンが歩くと、

森の奥に淡い光がともり、

乱れた音が少しずつ落ち着いていきます。

 

 

 

 

それは

夜だけに見える小さな灯りのようです。

 

 

 

 

まだ誰もサンドマンの姿を

はっきり見たことはありません。

 

けれど、夜の気配が深まるたびに、 

彼が近くにいることだけは 

誰もが感じ取ることができます。

 

 

最近

サンドマンが森の奥へ向かう姿が 

影たちの間でささやかれています。

 

 

まるで、 森の深いところで 

“何かが目覚めようとしている”かのように。

 

 

 

 

 

次回は 

その森の奥で起きる

 “裂け目”のお話をしましょう。

 

 世界が静かに開きはじめる瞬間です。

 

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