【10】




何とか時間が終わりママにメイちゃんを会わせると

よかったねというよりかも正直自分がほっとした。

何もしてあげられなかった自分の無価値観と、

そういえば昔自分も母に1度だけ託児に預けられたことが

あったことを思い出す。

その時は弟は大号泣して先生に甘えてたけど、自分はツンとしてたっけ。




託児後、マミ先生に自分の感じたことをお話しした。

申し訳ないと思うことばかりだったが、先生は受け止めてくれた。

「自分自身の幼少期のトラウマがあるからだよ」

そう言われて、

それからは1つ1つの不安を見つめ直してみることにした。




託児の度に少しずつではあるがシラキさんを覚えてくれて

慣れていくメイちゃんが本当にありがたい。

なついてくれると少しずつ自信も出てきてちょっとずつ安心してくる。

本当にメイちゃんに甘えていたのかもしれない。





メイちゃんはお姫様みたいだ。

「あれやって!」「これじゃやだ!」「抱っこして!」

マンツーマンだったのである程度は

「かしこまりました、姫」と聞いている。

自分の中でのOKとNGの境界線をドコでつけようかと色々迷うが

やっているうちにマニュアルなんてやっぱり守れないダメマインダー。

自分の中での判断基準はいつも「子どもの頃の自分」

「こうして欲しかった」「こういわれたら嫌だった」

そんな幼き自分の気持ちを思い出して対応する。

彼女と一緒にいるときは自分も子どもに戻っていることに気付く。

もう一度、子ども時代をやり直させてもらっている気持ちになった。

本当に感謝。





それからはママにも本当によくして頂き、

訪問保育までお願いして頂けることになった。

そんなセラピールームでの出愛と体験はまだまだつづく。。。








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