すいません、熱くなって北海道弁の題名にしちゃいました。

NHLプレイオフも終盤に入り各チームものすごい試合を繰り広げてます。

ところで、試合を見てて「やっぱり!」と思った事、それは各チームとにかく
「センタードライブ」(中央突破)にこだわっていることですね。

指導者のみなさんにとっては当たり前のことですよね。
でも私もふと思いましたが、頭にはあるものの徹底していたかな?
と自分自身反省。

得点したければやはり当たり前の事を毎回当たり前にできなくてはダメなんです。
自分に言い聞かせてます!はい

3on2のシチュエーション

FW2はスケーティング止めてませんか?目の前に相手DFがいるから・・・


相手DFをなぎ倒していくつもりでゴール前に突っ込んで行かなきゃダメなんです!
これが「センタードライブ」です!

万が一、相手DFをスティック1つ分でも抜く事ができればFW1からのパスで大チャンスを作れます!

でもだいたいの場合、相手DFが下がるのでFW1からのパスは通らないでしょうね。
でも突っ込んだおかげでDFが下がる、それによってある部分にチャンススペースがひらけます。

そう!スロットです!


FW2の突っ込みは
得点チャンスを作るだけではなく、チャンススペースを作る為
でもあるわけです!

当たり前のことだけど、どうしても相手DFが目の前にいると足が止まっちゃうんですよね!NHLのトップ選手ですら、クロスビーですら、オベチキンですら、同じプレーをしています。

得点が欲しければ「中央突破しかないっしょ!」

ところで・・・

シチュエーションはちょっと違うけど、先週久留米大の練習風景の写真を撮ってくれていた智子!偶然とは言え、資料としてはすごく良い写真を撮っていてくれましたのでご紹介!ありがとね!

5on5、Dzカバリッジの練習。攻撃側に私が入ってみました。
ハイスロットでじっと周りを見ながら立っているのが私です。


パックキャリアの状況を見て、
なおかつ自分をマークする予定のゴール前のDFの目線を見て・・・

すかさず「ゴール前に突っ込む!」


これはファーサイドのバックドアにスペースがあることを確認後
パックキャリアとアイコンタクト後、パスが出せる状況だと確認後
一度ニアサイドにステップインして相手DFを引きつけつつ・・・
この後、あいたバックドアに走り込み、パスをもらいシュート!


というプレーでした

ただがむしゃらに中央突破しようとしても、味方がパスを出せる状況でなくてはダメ
相手DFにしっかりマークされていれば、フリーでシュートを打てないのでダメ

この部分は実は文章だけで説明できません。かなり奥が深いところなんです!

ちなみにDzカバリッジの方を指摘するならば、私のマークをしているゴール前のDFはもう50cmミドル寄り、私を自分のフロント、視野120度以内に置いておかなければダメです。このプレーでは私をサイドに置いてしまってますよね。
結果、この後のプレーで私にバックドアを取られてしまうわけです。



調子に乗ってきたのでもう少し・・・(笑)

同じく私はスロットでじっと流れを見極めています。

(ここ、FWにとってかなり大事!)
ちなみに頭のいい選手(私?!)はこの真横にいるFWは本当はDFマークで、私がゴール前に突っ込んでもついてこないのを知っています。
しかも私をマークする予定のDFはFWがマークしているものと勘違い、安心して私から目を離してくれます。

だからわざと相手FWの近くに立っているんです(奥が深いでしょ!)
ここからズバーンとゴール前に突っ込むタイミングを伺ってるわけです!




私のマークをする予定のDFが私を見ていない事を確認
味方がコーナーでパックをキープ&ルックアップ、しかもフォアハンドでパスを出しやすい。ここだ!とバックドアに走り込む



DFに早く反応され完璧なバックドアは取れなかったものの、ダイレクトでクロスパスをシュート、そしてゴール!

ほらっ!真横にいたFWはついてこないでしょ!
ほらっ!ど真ん中にいるDFは本当は私のマークなはずでしょ!
慌ててスイッチして私にチェックに来ても時すでに遅し!ですよ~


今回は、偶然だけど最高の写真が入手できて我ながらかなり良いネタが書けました!
自分で褒めすぎ?すいません・・・

言いたい事、伝えたい事が山ほど頭に詰まっているんですが、まだまだ伝え方、表現の仕方の勉強中なんです。でもその瞬間の資料があると本当に楽なんですね!