1979年以来の勝利だそうですね。IIHFのページです。
ある方のFaceBookに書いてありましたが、もう少し話題になってもいいですよね。
http://www.iihf.com/home-of-hockey/news/news-singleview/recap/6683.html?tx_ttnews%5BbackPid%5D=955&cHash=9aa92c8ace
彼のプレーを始めて見たのは早稲田大学の指導にいった時、彼が大学2年生でした。
とにかく感動したのがTOPスピードにのるまでのステップが2歩半であったこと!
ロシアンロケットと異名を取った「パベルブレ」ですら3歩と言われていましたから。
おそらくアイス1周のレースをしたら彼よりも速い選手はいるでしょう。でも2歩半でトップスピードにのれる選手は世界でもそういません。
日本人が持っている海外に通用する武器、「クイックネス」です。
NHLサイズのアイスに2m近い人間が自分の他に9人もいるわけです。ただ普通に滑っていても捕まるだけです。必然と狭いエリアから狭いエリアまでのスピードが重要視されるわけです。
前にも言ったように「スモールエリア」での「ショートプレー」に注目しつつある現代ホッケーで必要なのは全体的な「スピード」よりも一瞬の「クイックネス」です。だから近年のNHLでは身長は低いけどスピードとスキルの高い選手が増えてきたわけです。
昔はセオレン・フルーリーぐらいじゃなかったでしょうか?160cm台の選手は・・・(懐かしい!)
そして久慈選手のそのクイックムーブ中に放たれるシュートの精度が高いこと!
通常の選手はシュートを打つ前にシュートまでの準備動作があります。それを見てゴーリーがある程度予測できタイミングを合わせてきます。
彼のシュートはそのクイックムーブの最中に放たれるので、ゴーリーとしては正対をするべく動いているいる最中にシュートが来る。そのシュートも正確にコースを捉える。彼がゴールを量産できる理由はここにあるわけです。本当に素晴らしい選手です。
私が子供の頃の王子全盛期、当時点取り屋だった#7矢島さんのシュートも今考えるとそうでした。右サイドからトップスピードで切り込み、そのステップイン最中にブロッカーサイドのローショットでゴール。いつも憧れていました。今でも印象的です!(勝手に記事にしてすいません)
日本人の武器「クイックネス」が世界のどこまで通用するのか?
是非、海外の場でプレーを見てみたい選手です。
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