今日、東京から神戸に帰りましたが、いつもなら起床するとテレビをつける
のですが、今日は起きてから出発まで慌ただしかったので、テレビをつけずに
出発の準備をしてそのままチェックアウトしました。もしテレビをつけて
ニュースを見ていたら少し状況は違ったかも知れません。
東京の宿泊先から羽田空港に向かう電車の中で携帯で色々とサイトを見て
いたら「警察官が不審者と間違われてJAL便が羽田伊丹間で1時間近い遅れが
出ているというニュースを目にしました。すぐに携帯のJALのサイトで私の
搭乗予定便の運航予定を確認すると「定刻」となっていたので、遅れても少し
だろうと思って羽田空港に着き、そのままセキュリティーゲートを通って
ラウンジに行きました。ラウンジの入口で運行予定を聞くと私が搭乗する
JAL115便は到着機材が若干遅れるものの出発は定刻を目指しており大した
遅れにはならないと言われました。
しかし・・・少し経ってラウンジの中に「JAL115便は使用機材の到着遅れの
ため出発が遅れる見込み」という旨のアナウンスが流れ「新しい出発時刻は
11時45分(本来は11時30分)」となりました。ラウンジを出ようとしていた
私は持ちかけた荷物を降ろしてまた腰かけました。
11時20分過ぎにラウンジ内にJAL115便搭乗開始のアナウンスがながれたので、
搭乗口に行くとまだ搭乗が始まっていない状態でした。私は空席待ち対応の
カウンターで搭乗が始まったと言うアナウンスを聞いたのでこちらに来たの
ですが、まだ搭乗までに時間がかかるようならラウンジに帰りますがと言っ
たら、なんとまぁ~係員が「1便前の113便のアナウンスではないか?」要
するに私が聞き間違えたと言うので、多分間違えない(だって113便は見つ
からない乗客名をラウンジ内で連呼していた)ので、私は彼女に確認もせずに
私が間違っていると断定して良いの?と言うとそこから「すみません」を
連発です。そして具体的な遅延の理由はなに?と聞くと「どのように報道
されているのか分かりません」「上司に確認します」「私達は知りません」
というようなことばかり言って、相当パニクっているなと思いました。ただ
もし彼女の言う通りならあちこちの現場は情報を共有していないことになり、
そちらの方がちょっと怖いと思いました。私達は場合によっては彼女達から
情報を得るのに常に中途半端や不正確な情報となる訳ですから・・・。
結局115便は定刻の30分遅れで(JALのサイトでは23分遅れ)で出発して、27分
遅れで到着しています。結局JALとANAで午前9時~11時30分発予定の便に
影響が出たようです。
自宅に帰ってニュース等でことの詳細を知ると航空会社にはなんの
落ち度はなかったように思います。要するに大阪府警の私服警察官が内偵中の
人物を追って伊丹のJALセキュリティーゲートを警察手帳の提示だけで通り、
本当は同じゲートから出なくてはいけないのに別のゲートから出てそのまま
所轄署に帰ったので「不審者」が「侵入」したと言うことになり、大騒ぎに
なったと言うことです。①警察官が警察であってもセキュリティーゲートを
通過するのにルールがあるのを知らなかった②セキュリティーゲートの係員
つまり警備会社の係員の最初の対応。この2つが曖昧だったために起った
「事件」です。私は航空会社が警察官を「不審者」と見て搭乗予定客を
ゲートの外に出して「調査」するに至った行動は評価しています。遅れに
よって深刻な影響があった乗客の方には不謹慎ですが面白いと思えました。
今回は遅れたことに対しては何とも思っていません。ただ同じ会社なのに
正確な情報共有されていないのが残念でした。
ちなみに私が耳にした115便の遅延理由:
①使用機材遅れ
②伊丹空港一時閉鎖
③伊丹空港のセキュリティーエリア内に不審者が侵入
④分からない
①は羽田空港のあちこちで聞きました。またJALの発着案内にもこうなっています。
②は115便の機内でのCAさんのアナウンスで、③はやはり115便機内での
機長さんのアナウンスで聞きました④は羽田の搭乗口の担当者がパニクって
いるときの一言なので・・・論外ですが(^^ゞ
今日の1曲は円広志さんで「夢想花」です。