暖冬と言われる今年の冬。

確かにお山の方に行っても雪道を走ることはほぼ無かったですね。


スタッドレスタイヤも活躍の場が無かった感じですかね。。。


温かい日が続くと、当然ながら春の気配も早まって来るわけです。


この時期、関東のニュース番組やワイドショーなどで必ず一回は目にする、河津桜の便り。。。


毎回視聴者として画面を通して眺めるだけでございましたが。。。


今年は実際に伊豆半島の河津で見てみたいという流れになりましたのです。


まあ、私一人ならまず行くことはなかったと思いますが、ちょいと理由あって、今回は運転手ではあるのですが。。。



ぶっちゃけ伊豆半島はあまり得意ではありません。


なぜなら、観光シーズンの渋滞、抜け道を知らないから。


伊豆は混んだら渋滞に付き合わないと行けないという固定観念。


中々足が向きませんでした。


今回は、それを覚悟の上で向かうことになりました。



ということで、渋滞を避けるために、出発は恒例の夜出、日の出前到着で行動。


自宅を22時スタートで途中都内で友人をピックアップ。


さすがに向こうで仮眠は必要になるので、google先生に適当な場所がないかお伺いするも、河津周辺には道の駅などがないことが判明。


とりあえず現地まで行って探して、無ければ、河津から更に南方になりますが、下田の道の駅まで行くことにしました。



東名に入ったのが午前1時頃。


途中海老名で屈伸運動をして、エコノミー症候群予防の友人。(笑)


さてこの先、小田原から海沿いを南下するか、沼津から山道を南下するか?


夜中の天城越えは、半ば肝試し感があるので、海沿いを進むことにしました。


厚木から小田原に向かい、あとはひたすら下道を約100km。


途中コンビニ休憩を2回取り、河津町に3時半頃に入町。


未知な町ゆえ、やはり適当な場所を見つけられず、結局下田の道の駅「開国下田みなと」に着いたのが4時半過ぎ。


そこで爆睡すること2時間半。

なんとなくの雨音で目が冷めました。

時計を見ると間もなく7時。



河津周辺の駐車場が8時頃に開き始めるとのことだったので、8時を狙って今度は北上します。




雨は止んだものの、見上げる空は曇天。。。


なんとなく雲の切れ間が見えない訳では無いですが。。。ガッツリ晴れる気配はなし。



河津町内に入ると、早くも他県ナンバー車両が目につくようになりました。

まあ、自分もなんですけどね。。。


町内を走ると、駐車場は満車になりつつあるなか、町役場に向かい空きを確保。


あと10分遅れたら満車で埋まってましたね。。。


無事に車を停めて、よくテレビで見た河原に向かいます。




役場から10分も歩かずに、河原に到着。

これ、テレビで見るやつじゃん!!

という感想。(笑)
壮観です。

角館の桧木内川堤をギュとした感じですかね。


満開でございます。



蜜を啄む、メジロくん。

加工で照度を上げればもっと見やすいですかね。。。



調整やりすぎましたかね。。。

やっぱり、曇天は写真の敵ですね。。。




最初の河原に下りて取った写真も加工に加工を加え、人も消し去ってやったぜぇ〜、すごいだろぉ〜!

こんなことが簡単に出来てしまうので、ホントに何が現実なのか判断が難しい世界になってきました。。。


スマホのカメラはレンズが小さいので、本来暗く写るはずなのてすが。。。

それを現代のテクノロジーが実際のものよりよりキレイに仕上げてくれるんですね。。。
しかもそれを更に修正が可能。
あな恐ろしや。。。



河原の土手には色々とお店も出てまして、花見酒も行ける、いい環境です。(笑)

車でなかったら完全にやってましたね。。。

ソメイヨシノの淡いピンクは、散り際と合わせて儚さを感じますが、河津桜の濃いピンクは、「咲いてるぜ〜!」とある意味活発なイメージを受けますね。

どの桜を見ても、メジロを見つけることが出来るという環境も素晴らしいですね。。。



一通り、河津川の河口まで下り、桜を愛でたあと、車を停めている役場まで戻ります。

途中、何も考えずに横道にそれて歩いたのですが、そこに神社がありまして、覗いてみると、巨大なクスノキが。

画像でみるとそんな??
という感じですが。。。

現物をみると、
「でか〜〜っ!」
ってなります。



幹の周囲、14mって、すごくないですか?


是非現物は一見の価値があります。(笑)

このクスノキ、神社本殿の左奥の方にあるのですが、参拝しているタイミングでは視界に入って来ない位置にあるんですよ。

なので、参拝を終えて、左側に回り込むとド~ンと見えるのですが、誰もが見た瞬間に

「でかっ!」

って言ってました。


この神社から役場に向う途中に、河津桜の原木があると、他の観光客が言っていたのが聞こえたので、早速ググってみたら見つけました。




道端の人家の庭先にある感が満載の原木。
こちらもキレイに咲いておりました。。。


こちらの由緒書きをみると、この桜は、昭和に発見されたとのことですので、個人的には、意外に新しいものと感じました。



神社にそびえていたクスノキの樹齢は1000年以上。
その近くで見つかった河津桜は、現在で70年。

桜の寿命は長くはないと聞きますが、この先も末永く人々に季節を伝え続けてもらいたいものです。


お後がよろしいようで。。。